みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原 真紀子です。
最近急に暑くなってきて、夏のような陽気ですね。
みなさん体調を壊さないように気をつけましょう。
みなさん、キシリトールを普段どのくらい摂取していますか?キシリトールのことをどこまでご存知ですか?
最近、キシリトールについて勉強して、改めてキシリトールの効能を見直すことができたので、今回はキシリトールについてみなさんに改めて紹介したいと思います。
キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 で表される、
キシロースから合成される糖アルコールの一種で、
メソ化合物です。天然の代用甘味料として知られ、
最初はカバノキから発見されギリシア語 Ξυλον(Xylon、木)から命名されたそうです。北欧諸国で多用されています。北欧の小学校では、食後にキシリトールが配布されているそうです。
★キシリトールはむし歯菌を良い菌に変えることができる
キシリトールは口腔内の細菌による酸の産生がほとんどなく、またミュータンス菌(むし歯菌)の一部の代謝を阻害することから、非う蝕性甘味料として知られています。また、キシリトールはミュータンス菌の代謝を阻害するだけでなく、菌自体の悪玉の能力を低下させ、善玉菌へと変化させるのです。そのため、う蝕予防効果が高まるといわれています。1976年にSheininらがフィンランドで行った実験をはじめとして、そのことが証明されています。
★キシリトールは100%が効果的
主にガムなどでキシリトール配合による虫歯予防を謳っている製品がありますが、ガムに含まれているキシリトールの比率が90%以上でなければむし歯予防本来の効果は期待できません。スーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて
70~30%が主です。 歯科専売のキシリトールガムは100%~90%となっていますので、歯科専売のものをお勧めします。
★キシリトールは最低でも1日3粒食べましょう(時間を分けて)特にむし歯になりやすい方は、むし歯菌が多いので、1日3~6粒を何回かに分けて摂取するようにしましょう。食後に10分噛むと効果が高まります。
キシリトールを食生活に取り入れてみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。