みなさん、こんにちは!
鴨居歯科医院の歯科衛生士の宮本美紗子です。
今回は「食べる順番をかえてアンチエイジング」というテーマでお届けします!
「懐石食べ」という言葉、ご存知ですか?
懐石料理って、実は、理想的な食べる順番なのです。
先付でスタートして、吸い物、刺身で、お口が満足し、焼き物、そして、揚げ物、最後にご飯とお味噌汁が出てきますよね。
このご飯を最後に食べる順番を「懐石食べ」というのです。
つまり、最初に食物繊維やタンパク質を食べ、ごはんなどの糖質は最後の締めにいただきます。
こんなふうに食べる順番を工夫することで、血糖値が急に上がるのを防ぐことができるんです。
また、結果として糖質を大量に食べることを防ぐことも可能になるのです。
なぜこの食べ方がアンチエイジングになるかというと、理由があります。
カラダの老化の原因は、さまざまなのですが、最近の研究でわかったことには、「糖化」があげられます。糖化とは、ケーキを焼くとこんがり茶色になる、あのイメージです。
糖とタンパク質が結合し、タンパク質が形を変えてしまうと、本来のカラダを作る働きを失ってしまうんです。それだけではなく、この糖まみれのタンパク質は強い酸化の力をもっています。酸化とは、りんごをむいてほおっておくと、茶色く変色する、あのことです。
「糖化と酸化でダブル老化」!?絶対に避けたいですよね!
それを避ける手段として、食べる順番を工夫し、糖を取り過ぎないようにするということがあげられるのです!
もちろん、むし歯予防にもつながりますね!
当院は、情報力でみなさまの心とカラダの健康作り、そして、アンチエイジングのお手伝いをしていきたいと考えております。
これからも美と全身の健康のことならわたくしどもにおまかせください!
またお目にかかれるのを楽しみにお待ちしています!