みなさん、こんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー塩原由理です。
今朝は外を見てびっくり!!雪が積もりましたね。
せっかく桜が咲き始めましたが、この寒さで散ってしまいそうですね・・・。
春はもう少し先のようです。
さて、哺乳類は一般的に鼻で呼吸をします。
人は激しい運動で酸素が足りなくなったときなどに口の助けを借りますが、本来は鼻で呼吸をします。
ところが最近、習慣的に口で呼吸する子供達が目立ってきているようです。
この口で呼吸する習慣が、歯並びが悪くなる要因の一つではないかと言われています。すなわち、口で呼吸をする習慣が、口を閉じても骨格的に上下の前歯が閉じない状態(骨格的開口)や、上あごの縮みなどの歯並びを悪くする環境をつくっていると考えられています。
口による呼吸法がゆがんだ姿勢をつくり、ゆがんだ姿勢が成長過程で特有の顔かたちをつくってしまうのでしょう。
口呼吸を続けていると、口の中のある部分は常に乾いている状態になります。このため口呼吸は悪い歯並びのみならず、歯肉の炎症の原因にも、むし歯のリスクにもなります。また、喉の感染症にもかかりやすくなりますので、もしも口呼吸の習慣があるなら、意識して口を閉じ鼻で息をするように努力しましょう。そのわずかな努力で歯並びが良くなるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。