みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原真紀子です。
今日で、東日本大震災から4年が経過しました。あの日たくさんの方の尊い命が一瞬にして奪われ、たくさんの方が被災し、日本中が悲しみに包まれました。忌まわしい出来事であり、自然の恐ろしさを感じた出来事でもありました。
災害はいつ、また起こるかわかりません。そんな災害時にこそ口腔ケアが重要です。災害時の口腔ケアは、お口の健康だけでなく、身体の健康にも影響します。避難所生活や水分不足でお口の中を清潔に保つことができないと、お口の中の菌が全身に悪影響を及ぼす可能性があります。特に肺炎になりやすい高齢者の方は注意が必要です。
今回は、災害時の口腔ケア法をいくつか紹介します。
①歯ブラシがない場合
避難所生活などで歯ブラシがない場合は、食後に30mlの水またお茶でしっかりブクブクうがいをしましょう。またハンカチなどを指に巻いて、歯を拭い、汚れをとるのも効果があります。
②水が少ない時の歯磨き方法
水を約30ml用意します。その水で歯ブラシを濡らし、歯磨きをします。汚れた歯ブラシをティッシュペーパーなどで出来るだけ汚れを拭き取ります。最後に残りの水を2〜3回にわけブクブクうがいをします。一気に含むのではなく2〜3回にわけたほうがきれいになります。
このほかにも、唾液を多く出し、お口の中を唾液で洗い流すことも大切です。ガムなどを噛んだり、下の前歯の裏側を舌で何度も舐めたりすると唾液で多くでるので、ぜひやってみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。