みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の中野千穂です。
今日は鏡開きの日です。
まず、鏡餅の由来からご紹介します。
その昔、日本では鏡というのは「三種の神器」の一つとして天皇家が代々受け継いできている神器の中にもあるもので、日本人にとっては宝物の象徴として伝えられているものです。
鏡には神様が宿ると言われていることから門松やしめ縄など歳神様を招きいれて鏡餅に宿っていただくという流れがあるようです。
ただ、この文化が始まった当初は鏡というのは神器であったため、それを真似て作る意味で餅が使われていた流れをくんで鏡餅を神様とつなぐものとして使っていたのだといわれています。
鏡餅の飾りにはそれぞれきちんとした意味があります。
この鏡餅の中にあるものすべては「三種の神器」を表しているといわれています。餅の部分が八咫鏡、八尺瓊勾玉に見立てた物が橙(ダイダイ)、天叢雲剣に見立てた物が串柿であるとされています。
橙(みかん)=子孫が代々(橙=ダイダイ)栄えるように。
御幣、四手=四方に繁栄するように。赤と白を使うのは魔よけの意味もあるそう。
裏白=古い葉と新しい葉が一緒に成長するシダの葉の特徴から末永く繁栄するように。
四方紅=赤い縁取りが天地四方を守り一年の繁栄を願って。
という意味があるようです。
また、鏡開きとは、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、 それを食べるという風習です。鏡餅を包丁で切るということは、切腹を連想させるので、 マナーに反すると考えられています。
鏡餅は、一般的に木槌で開くことが縁起が良いとされています。
神様に供えた食べ物には力が備わると考えられ、
神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって、無病息災を祈願しています。
今年1年の健康を祈って食べたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。