みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。
みなさんは歯医者さんで「フッ素入りの歯磨き粉を使って良く磨いて下さい」と言われたことはありますか?
フッ素入りの歯磨き粉はむし歯予防に大変効果的です。
重要なポイントは、むし歯のリスクが高い部位にフッ素を確実に届けること。
では、具体的にどう使ったらいいのでしょうか?
ここでは、むし歯の予防が積極的に行われている北欧で推奨されている「イエテボリ法」というフッ素の使い方をご紹介します。
イエテボリ法
①湿らせた歯ブラシに1.5g(小児では0.5g)のフッ素入り歯磨剤をつけ、歯列全体にいきわたるように2分間ブラッシングする。
(ブラッシング中は歯磨剤は吐き出さない)
②ブラッシングが終わったら、吐き出さずに少量(約10ml)の水を口に含み、30秒ブクブクうがいをする。
③吐き出した後は水で洗口しない。
④ブラッシング後2時間は飲食しない。
(月刊 歯科衛生士 10月号 参照)
しっかりした量のフッ素を使い、お口の中のフッ素濃度が薄まりすぎないように、ブラッシング後うがいしすぎない事がポイントですね。
フッ素を上手に使ってむし歯のない綺麗な歯を守りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。