みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の増田 隼一です。
先日、変色した歯に被せ物を装着して変色した歯をキレイにする修復物を製作する機会が有りました。今回のケースでは歯の表面を少し整えて、その表面に修復物を貼る方法だったので変色に対する、それなりの材料の選択と方法が必要した。
今回の変色した歯に対するアプローチとして今までの知識の範囲でも対応出来たと思いますが、今回は先月の10日~12日に架けて開催されたワールドデンタルショーの中で世界レベルのテクニシャンの講演で発表されていた知識とテクニックを、限られた材料の中から選択して、そのまま再現出来る様にしました。
流石にワールドクラスのテクニシャンの方々の技術や手法で製作される修復物はハイクオリティーで素晴らしく美しい修復物が産み出されているので、そのクオリティーに近づける為には時間が必要となりました。 どんな事を行っていて、何に注意して製作しなければならないかを自分の中で整理して再現してみました。
今回のケースのポイントは土台となる歯が変色していた事と製作する修復物が光を通して土台の色の影響を受ける要素が強いという所が有り、それらの要素の為に実際に口の中に装着されて始めて修復物の色が見えてくる所でした。
装着された結果はとても自然で良い物が出来たと思いました。 ワールドデンタルショーに参加した結果が直ぐに役に立てる事が出来て良かったです。 世界では毎年行われているワールドデンタルショーですが日本で開催されるのは4年毎なので、次回の4年後のデンタルショーにも参加したいと思いました。
最後までお読みいただき ありがとうございました。