みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の川澄 愛です。
5月は暖かい日が多く、過ごしやすい日が続いています。
これからはどんどん暑くなってきそうですね。
さて今日は歯ごたえについてのお話をしたいと思います。
さぬきうどんをはじめ、麺類のおいしさは麺のこしにあるといわれています。
では、どうやって私たちはそれを感じているのでしょう。
食べ物のおいしさを味わうとき、味を区別するのは味覚という感覚ですが、歯ざわりというのもなかなか大切なものです。
宇宙飛行士の食事も、最初はチューブに入ったペースト状のものでしたが、今は形のあるものに変わりました。
これは、柔らかくて噛む必要のない歯ごたえのない食事では、食べた気がしないからでしょう。
歯ざわりとか歯ごたえという感覚は、歯の感覚と、咀嚼筋(噛むための筋肉)の感覚から成り立っていると考えられています。
うどんが歯に当たったとき、咀嚼筋にかかる力を、筋肉のセンサーで知覚します。
それらの情報が大脳のコンピューターで総合的に判断されて、うどんのこしがわかると考えられています。
私たちは味覚だけでなく歯ごたえでも食べ物を味わっているのですね。
健康な歯で、さぬきうどんをはじめ、おいしい食べ物を味わっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。