みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
インプラント審美サロン
歯科衛生士の中野千穂です。
歯がしみる感じがするといった症状はありませんか?
これは知覚過敏症です。強い力で歯を磨くことで歯茎が下がり、歯の根が露出してしみる症状がでます。しかし近年知覚過敏の最も大きな原因は、歯を常に接触させている癖であることがわかってきました。いわゆる「食いしばり」です。これが進むと歯の亀裂や破折そして額関節痛も起こる可能性があります。
何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。くちびるを上下閉ざしていても上下の歯は触っていないのです。本来上下の歯は会話、食物の咀嚼、食物の嚥下という動作をするときに瞬間的に触るだけです。接触時間を加えていって1日ためても20分以下と言われています。
ストレス増し精神が緊張したとき、人は歯を上下の歯を接触させます。これは96%以上の人がやっていることで、ごく普通のことです。ただその時間が長かったり、歯を接触させる力が強いと知覚過敏や顎関節症、歯の破折などの症状が出てきます。
では食いしばりはどのように予防していけばいいのでしょうか。
仕事場や家庭のあらゆるところに『貼り紙』をします。(ポストイット等)
「歯を離す」
「力を抜く」
「リラックス」
「脱力」 etc・・・
それを見たときに、歯が接触していないかを確認して
ため息をつくように息を吐き出しながら顔面から上半身にかけて力を抜きます。
『貼り紙』を見るたびにこの行動を行います。
『貼り紙』を見る行動を行っていくと
『貼り紙』を見なくても軽く歯が接触している事で筋肉の疲労感を感じ取り歯の接触に気づくようになります。
これを繰り返すことで歯の接触を意識しなくても無意識に歯の接触を回避できるようになります
食いしばりのある方は今から予防をしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。