みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師 青柳恵子です。
春の日差しが心地よくなりましたが、皆様お変わりなくお過ごしですか?
今回は全身の血管の健康を障害し、全ての臓器に悪影響を及ぼす歯原性菌血症についてお伝えしますね。
菌血症とは、傷口から細菌が血中に入り込み、全身の血管を巡ることをいいます。歯科に関連したものを歯原性菌血症と呼びますが、むし歯や歯周病を放置していると、歯を磨くだけで歯原性菌血症が起きます。ですので、歯磨きなどの生活習慣の不良による生活習慣病になります。
そして、長期に放置し続けると全身の血管の健康を障害するので、すべての臓器に悪影響が及ぶことになります。
例えば、アルツハイマー型認知症・リウマチなどの自己免疫疾患・臓器の老化で動脈硬化・歯原性高血圧症などにかかるリスクが上昇します。
怖いですね・・。
歯原性菌血症の予防には、日常の歯磨きと定期的なプロのケアが基本になります。
<参考資料:歯原性菌血症を正しく理解する 花田信弘>
血管の健康は、全身の健康に繋がりますので、足が遠のいている方は早めに歯科を受診しましょう。
最後までお読み頂きまして有難うございます。