みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの熊谷綾乃です。
3月に入り、一気に春の兆しを感じられるようになってきましたね。
しかし、まだまだ寒い日もあるようなので寒暖の差には気をつけて下さいね。
さて、以前のブログで和食やお子さんの食についてお伝えしたのですが、今月のかもしか新聞に「空腹感が育む生きる力」という記事が掲載されていたので紹介させて下さい。
和食や日本型の食事が体に良いという話はお伝えしていたのですが、今、何を食べるか以前の問題が起こっているというのです。
近年、思いっきりお腹を空かせたことがなく、空腹を感じることができない子供が増えているということです。
背景として、便利な生活を送っている半面、体を動かして遊ぶ体験の乏しいことや気軽に間食できるライフスタイルの問題などが指摘されています。加えて親子関係のあり方も見過ごせないようです。
ある幼稚園・保育園で「食べる意欲」と「園での生活」との関係を調べた結果、、
食べる意欲のある園児は
・休み時間にみんなで遊ぶ
・友達が多い ・積極的である
・規則を守る ・いすに座る姿勢が良い
・健康である ・運動能力が高い
とすべての項目において好ましい結果が得られたということです。
一方で、「食べる意欲」に乏しい園児には、「無気力・無関心・消極的」、「体を動かさない」などさまざまな問題が見られました。
子供たちは、家庭や社会の中で、食に関する体験を育んでいきます。子供たちがしっかり体を動かしてお腹をすかせ、家族で安心して心地よく食べられる。そんな遊・食・住の環境こそ食育の出発点なのかもしれません。
空腹感が体に与える影響は測り知れません。また、空腹時のほうが集中力が高まるというデータもあるようです。
食の内容だけでなく環境も整えていきたいものですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。