みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。
雪が降って、寒くなってきましたね。
皆さん、風邪などひかないように気をつけましょう。
ところで、体調が悪くなってしまった時などに私達を助けてくれるお薬、その服用のタイミングにはどんな意味があるのでしょうか?
今日は薬の服用する時間について書きたいと思います。
風邪薬などの内服薬には、「食前」、「食間」、「食後」、「寝る前」など指定があります。
これは薬の効果や患者さんの生活習慣などを考慮して、最適な服用のタイミングが選ばれています。
服用のタイミングで最も多いのは「食後」ですが、これには、飲み忘れ防止や胃腸への負担の軽減などの利点があります。
(「食前」や「食間」は漢方薬のように空腹時の服用が効果的な薬に、「寝る前」は睡眠鎮静薬などに指示されます。)
では、食事を抜いたときはどうすればいいのでしょうか?
食事を抜いた時に最も注意するべきことは、糖尿病薬の服用を控えることです。これは低血糖を防ぐために、とても大切なことです。
糖尿病以外の薬であれば、食事を抜いた時に服用しても悪影響は少ないと考えられますが、胃腸への負担軽減のためには、少しでも食べ物を口にすることをお勧めします。
薬はできるだけ指示された飲み方を守ることが大切です。
そうすることで、期待する効果が得やすくなり、副作用の軽減にもつながります。
上手に薬と付き合うコツですね。
(月刊 歯科衛生士 11月号 参考)
歯科でも、痛み止めや抗生物質などを処方することがあります。
服用方法を確認し、正しく使って、上手に薬と付き合いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。