長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務長の三原智郎です。
さていきなり質問ですが、歯科医院には様々な職種の人が働いている事は皆さんご存知でしょうか?
まぁ、どんなに小さい歯科医院においても「歯科医師」は絶対に存在しますよね。(笑)
「歯科医師」以外にも、多くの歯科医院では「歯科衛生士」「歯科助手」など歯科医師の仕事を直接サポートするスタッフや、「受付」や「クリーンスタッフ」のように歯科医師が診療中に手が回らないことをサポートするスタッフが存在します。
みな、患者さんとコミュニケーションをはかり、直接的に関与しているために患者さんから見ると「歯科医院で働く人」となります。
直接関わりを持つことが少ないですが、入れ歯や歯の詰め物・かぶせ物を作る「歯科技工士」も歯科にはなくてはならない存在です。
しかし歯科医院によっては「歯科技工所」に依頼する形をとり、歯科医院に「歯科技工士」がいない歯科医院もあります。
鴨居歯科医院では、歯科技工士が5名在籍するめずらしい歯科医院で、患者さんのお口に入る物はほぼ100%鴨居歯科医院で作っています。
そしてごく一部の歯科医院になりますが、私のように「事務」を担当するスタッフがいる歯科医院もあります。
多くの歯科医院において発生する事務作業は、院長先生や院長先生のご家族がやったり、依頼された外部の業者が行ったりする事が多いですが、外部の業者に依頼すると「事務を処理」する事になり、分析や分析結果を医院の現状に生かしたりする事まではできません。また院長先生や院長先生のご家族が事務を行うと、医院の現状に生かすことはできますが、その分「診療時間」か「院長先生の生活」を削って事務に時間と労力に費やす事となります。
そのため、近年の大規模な歯科医院では「事務スタッフ」を採用し、事務の処理能力を向上させて、更に医院の現状に合わせて改善していけるように取り組んでいます。
鴨居歯科医院においては、私がその役を担っています。
医院成長のために大きな可能性を秘めている職種ではありますが、まだまだ職務の内容が確立されていない事もあり、うまく機能している歯科医院は本当にごく少数です。
それぞれ各医院で問題点違いますし、求められている仕事も違う為、手探りで仕事を作っているところも多くあります。
そんな事務スタッフの知名度と存在価値の向上のために、北海道・埼玉・長野・愛知・兵庫の1道4県から7名の事務長・マネージャーが集まり勉強会をしました。
最近は、SNSの発達でコミュニケーションも取りやすくなっていますが、やはり重要な時は顔を合わせて話したほうが伝わりますね。
初顔合わせともいうことで、自己紹介と今後この集まりの方向性を決める事に焦点が当たりましたが、話の中で色々と悩みが出て、その悩みの解決策を皆で探る良い時間となりました。
とてもモチベーションの高い方々の集まりで、多くの刺激を受けて帰ってきました。
定期的にコミュニケーションをとり、より強くより大きい組織にしていく事が決まり、今後が楽しみです。
この勉強会で共有した情報やノウハウを鴨居歯科医院でも実践し、来院される患者さん、日々診療に当たっているスタッフに還元できるように、成長していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。