皆さん、こんにちは!
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネーシャーの川久保梨絵です。
朝車に霜がついたり、がくっと気温も下がり、だんだん本格的に寒くなってきましたね。寒い冬が大の苦手な私ですが、冬にも楽しみを見つけて過ごしていきたいものです。
突然ですが、
タバコは、糖尿病とならび歯周病の最大危険因子であることをご存知ですか。
喫煙による体への弊害は、よく知られているかと思いますが、煙の入口となる歯と歯周組織の健康にも悪影響を及ぼします。
歯を失う80%以上の原因が、むし歯と歯周病といわれています。歯周病は、歯ぐきと歯の周りで繰り返し炎症が起き、歯を支えている骨を溶かし、歯をぐらぐらにさせてしまう病気です。自覚症状がなくても、進行してしまいます。
タバコは主に体の免疫系を低下させ歯周病が進行しやすくなり、ニコチンの細胞毒性と毛細血管の収縮作用により細胞の活性を低下させ歯周病が治りにくくなるそうです。
また受動喫煙による体への弊害は知られていることかと思いますが、お口の健康にも影響を及ぼし、歯周病、小児のむし歯や歯肉のメラニン色素沈着のリスクが高くなることが報告されてきているそうです。
禁煙をすると、歯肉の血行不良は早い段階で改善し、歯周病治療効果が高まり、また歯の喪失も抑えられることも明らかになっているそうです。自分だけでなく大切な人を守るためにも、この機会にタバコとお口の健康、また全身への健康について考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。