みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の中野千穂です。
最近口の中が乾く、ネバネバするという方はいませんか?
もしかしたら、ドライマウスかもしれません。
ドライマウスは口腔乾燥症と呼びます。これは唾液が出ず、口が渇く現代病で、潜在患者はわが国では800万人といわれており、更年期の女性に多くみられます。
口が乾くと口の中が粘るような不快感があり、慢性化すると、舌の表面がひび割れ、舌や口の中の粘膜が傷ついて常に痛みを伴うようになり、発音しにくい、喋りづらい、食べものが飲み込みにくい、味が感じにくいなどのさまざまな支障が生じます。
神経質になっている時、疲れた時、ストレスがある時などになります。
残念ながら治療法が確立されていないようです。しかし、セルフケアで軽減できます。
(1)よく噛んで食べる
口の中が痛いためにおかゆなどの噛まない食べものは、唾液の分泌量がますます減ってしまうので NG。だ液腺を刺激し活性化させるために、しっかり噛んで食べることが大切。ガムはだ液の分泌量を増やします。
(2)規則正しい生活
食事や睡眠が不規則になると自律神経のバランスが崩れ、唾液の分泌にも影響します。暗いときより明るいとき、寝ているときより起きているときの方が唾液の分泌量が増えるので、だらだら横になって過ごすよりパッと起きてアクティブな生活を心がけてください。
(3)唾液腺の機能を高めるストレッチ
上下の歯茎の裏側や左右の頬の内側に舌先をあてて動かす舌のストレッチや、口を大きく動かして 「ア」 「イ」 「ウ」 「エ」 「オ」 とはっきり発音する口唇ストレッチを毎日、リラックスしながら行ってみましょう。
日常生活でも軽減できる方法があるんですね。
もしかしたらドライマウスかも・・・と思った方はぜひ行ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。