みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
思わぬ寒さにビックリしましたが、春らしい陽気になり木々も新芽を出し、草もすくすくと日に日に伸びて自然の適応力に感動します。
安倍晋三首相に代わって、政治・経済・社会に大きな変化がしています。
そこには期待が不安より大きく作用して良い雰囲気になっています。
“アベノミクス”と呼ばれるのはアメリカ人気元大統領レーガンの経済政策である“レーガノミクス”にちなんでいるというのも面白いですね。
アベノミクスは「3本の矢」と表現して
① 大胆な金融政策
② 機動的な経済政策
③ 民間投資を喚起する成長政策
を上げて、その政策が今のところ受け入れられている感じがします。
「デフレーションと失われた10年」と言われ世界中が心配していた日本が今は世界中から注目され、日本人としての失われていた誇りと自信が回復しつつあるのは良い事です。
歯科界は経済の動きに連動するところがあります。「アベノミクス」の動きにそって我々も自信を取り戻し「健康を支える歯科医療」活動をしていきたいものです。
最近読んだ「松下幸之助塾」にすばらしい文章が載っていました。松下幸之助氏は松下電器(現パナソニック)を一代で築き「経営の神様」と言われ、今もって尊敬され、考え方については学ぶ点が沢山あります。
最新号の中に
「過去のやり方を踏襲すべきか、変えるべきか」
という問いに対し
「今日はこれが最善と思っていても、まだほかに道があるかもしれない。道は無限にあると考えれば一日一日新しい発見をしていくだろう。
しかし“これはこんなものだろう これでいいんだろう”と自ら限界を作れば一歩も進歩できない。
新しいことを求めることが嫌いな面が人にはありますが、トップに携わっている者は常に新しいものを呼び起こして、取り組んでいかなければならない。」
といった趣旨の所が書かれていました。
坂本龍馬と西郷隆盛の意見を交わす文章も面白く読みました。
西郷が坂本に対し、
「あなたは一昨日会うたときと、今日の話とはまた違うではないか、そんなことであなたの言葉は信用できない。天下の士として信じられる者には不動の信念がなければならない。」
龍馬は
「いや決してそうじゃない。孔子は『君子は時に従う』と言っている。刻々と時は移り、社会情勢は日に日に変わっている。だから昨日の是が今日の非になるのは当然である。この時に従うこと、これからの君子の道なのだ。西郷さんあなたは一度こうだと考えると終始一貫、それを守り続けようとする。だがそれでは、将来必ずあなたは時代に遅れてしまいますよ。」
というやり取りは大変興味を持ち、自分はどちらに賛同するだろうと置き換えてみました。
日本の政治、経済、社会の流れも世界の流れにどう対応するか、1億2千万人の方向を握っている安倍首相により良い選択を期待していますが、我々個人でもどのような選択をするかで人生が決まって来ます。
より良い選択をする為に多くの正しい情報考え方に接し決めていきます。
選択要素が多くある現在、楽しんで生かされた時間をすごしていくつもりです。