みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の千葉由範です。
今日は寒さも緩み、塩尻の雪は大分溶けてしまいました。皆さん、いかがお過ごしですか?
さて皆さん、お口のケアはどのようにされていますか?
歯ブラシで磨かれている方もいれば、中には電動歯ブラシを使用している方もいらっしゃると思います。
一生懸命に磨いていても意外と同じ所ばかりを磨いてしまっているということがよくあります。
ですので、磨く所の順番を自分で決めたり、鏡を見ながら同じ所を磨いてないか確認をしたりする必要があるのです。
また、プラーク(歯垢)は歯の色と似ているため、どこに付いているか分かりにくいので、プラークの染め出し液を使用することをおすすめします。
歯にプラークが付着して時間が経つほど落としにくくなるので、まずは染め出しをして歯ブラシで何回擦ると落とせるかを確かめてみると良いと思います。
そして、歯ブラシだけではプラークを落とせない所があるのはご存知でしょうか?
それは歯と歯の間です。
歯と歯の間には歯ブラシの毛先が入らないのでどうしてもプラークが残ってしまいます。そこは歯間ブラシかフロス(糸ようじ)を使用しなければいけません。
歯ブラシで磨く習慣はあってもフロスを使用する習慣がない方が多く見受けられます。
まずは慣れることが大事ですので、やり易い前歯の一箇所でも良いので糸を通して擦ってみてください。慣れてきたら少しずつ本数を増やしてください。一日1回は歯と歯の間のプラークも落として衛生状態を良くするとむし歯や歯周病になりにくくなります。
その他、お口のケア用品として洗口剤もありますが、ネバネバしているプラークを落とすことは出来ません。
物理的に擦って落とすことが一番です!
歯ブラシで落とした後、洗口剤を使用することで洗口剤に含まれる薬効が発揮されます。
お口に痛みもなくお食事をしたり、不自由無く日常生活を送れたり出来ることは当たり前のようですが凄くありがたいことです。
日頃のお手入れは何でも大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。