みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの山本梨絵です。
外が暗くなるのも早くなり、朝晩もすっかり冷え込んできましたね。少々風邪気味な私ですが、皆さんも体調を崩さないように気をつけてくださいね。
以前朝の勉強会で学んだ、”おいしく楽しく食べるために知っておきたい体のしくみ”について書きたいと思います。お子さんの食育についてがメインの章でしたが、大人の私たちも共通しているので参考になると思います。(参考文献:『歯科衛生士』クインテッセンス出版 2012年9月号 P84)
・血糖値と食欲の関係
食欲を決める最大の因子は、お腹の中にある食べ物の量ではなく、血液中ブドウ糖の濃度=血糖値だそうです。血糖値とは、食事に含まれているデンプンがブドウ糖に消化され、小腸から吸収されて、血液の中に入って血糖になり、その濃度が血糖値です。
脳にある満腹中枢と摂食中枢がつねに血糖値を監視していて、血糖値が下がってくると摂食中枢がそれを感知して食欲をわかせ、食事をとらせようとします。また、食事をとって血糖値があがると、満腹中枢が感知して食欲を抑制します。これが食欲のしくみです。
・楽しく食べられる食事の時間は30分間
食べ初めてから最初の食物が消化されて血糖値が上がるまでの時間は約30分だそうです。そして血糖値が上昇する時間は、食べた量とはほとんど関係がありません。ほんの少し食べただけでも30分経てば血糖値が上がり、食欲がなくなってしまいます。
せっかく作った食事も、お腹がすいてなければおいしく食べられませんよね。毎日の食事を、よりおいしく、楽しく食べるためにも、自分のお腹のすくリズムを把握し、食事のときお腹がすくリズムをつくることが大切ですね。
また私はどちらかというと、ついつい早く食べてしまう傾向があるのですが、よく噛んで、食べすぎに注意して、体のしくみにあった食事方法をしていきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。