みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の堀晶彦です。
まだまだ残暑残る季節ですが一歩一歩秋へと確実に進んでいますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
記憶にまだ新しい去年の東日本大震災以来防災などに気をつけていらっしゃる方も多いと思います。
では災害時のお口のケアをどのようにしていけばよいのか?について簡単にQ&A方式で書いていこうと思います。
Q1災害時にもお口のケアは必要?
不規則な生活や栄養状態の悪化、口腔衛生状態の低下、義歯の紛失などが重なり、肺炎やインフルエンザ、風邪などの呼吸器感染症を起こしやすくなることが知られています。予防のためにもケアは必要になってきます。
Q2どのようなお口のケアが必要?
お口を清潔にするための歯みがきとうがい、それを保つための保湿が大切です。そして広い意味では、口から栄養や水分を適切に摂取することも心がけてください。
[誤嚥性]肺炎を起こす理由は、口腔や咽頭部にいる菌を嚥下障害のために気管・肺へ誤嚥するためですが、免疫力が良好であれば肺炎を起こさずに済むこともあります。
Q4. うがいする水が不足している場合は?
お口を清潔にするための歯みがきとうがい、それを保つための保湿が大切です。そして広い意味では、お口から栄養や水分を適切に摂取することも心がけてください。
チューブ入りの歯みがき剤で研磨剤を含むものは吸湿作用が強く、口の中に残ると乾燥 を助長するため、うがいをしにくい状況では使わないようにします。歯ブラシを少量の水 で濡らすだけ磨きますが、液体ハミガキ(デンタルリンス)や洗口液が入手可能なら水だ けよりも歯垢の除去に効果的です。
Q5 歯ブラシを入手できない場合は?
歯ブラシを入手できなければ、タオルやティッシュペーパーなどで歯の表面を擦って、できる限り歯垢を除去するようにしてください。液体ハミガキ(デンタルリンス)や洗口 液を併用すると歯垢を除去しやすくなります。洗口(クチュクチュあるはブクブク)だけでは、歯垢を除去できません。
もっと知りたい方がいらっしゃいましたら(社)日本口腔ケア学会HPに多くの情報載っていますので参考にして下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。