みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の太田 文です。
ゴールデンウィークですね。昨日は天気も良く、観光地信州では県外ナンバーの車やレンタサイクルに乗って楽しそうにされている方を見かけました。
さて、今日はそんな信州の名産品、蕎麦の栄養効果について調べたのでご紹介したいと思います。
<ビタミンB1,B2>
蕎麦はビタミンB1、B2を豊富に含みます。これらのビタミンには食欲を増進させ、イライラを鎮め、疲労感を減少させ、口内炎、口角炎、脱毛やささくれなども防ぎます。
<たんぱく質、ミネラル>
蕎麦は栄養バランスが比較的良く、アミノ酸を多く含み、組み合わせがとても優秀なのも特徴です。カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。
<ルチン>
蕎麦は食品の中で唯一ルチンという成分を含んでいます。ビタミンPとも呼ばれるルチンは毛細血管の強化、血圧降下作用、膵臓機能活性化などの働きがあり、欧米では薬として用いられています。
ルチンはビタミンCと併用すると効果増大するので、蕎麦と一緒に野菜も食べるといいですね。
また、ビタミンB1やルチンは水溶性で蕎麦のゆで汁に溶出しているので、食後の蕎麦湯は効果的です。
健康食品、ダイエット食品としても有名な蕎麦。
せっかく名産地にいるので、美味しく上手に食生活に取り入れていきたいですね。
ちなみに、今回調べていてびっくりしたのが現在いわゆる「蕎麦」と呼ばれる麺状の蕎麦は「蕎麦切り」と言われ、発祥地は中山道本山宿(現在の長野県塩尻市)であるという説があることです。もちろん、他の地域が発祥という説もありますが、全国に数多く蕎麦の名所がある中で、長野県が発祥と聞くとなんだか嬉しくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。