みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
快晴となった4月8日(日)は北アルプス連峰が真白く見え澄んだ青空に見事に冴えていました。寒い朝であったのですが寒さを忘れる光景でした。
この日は素晴らしい自然の風情を楽しみながら高速を運転し松本大学に行きました。
ロータリークラブの協議会が開催され長野県下から多くのロータリアンが集まって来ました。久し振りにお会いする人々と挨拶を交わすのも楽しみの一つです。
ロータリークラブは7月から新年度に入る組織なので新年度に向けての学習会でもあります。
新年度から塩尻ロータリークラブの職業奉仕委員長を指名されました。そこで自分の職業に対する考え方をまとめた文章を載せます。
---------------------------------------
私の職業奉仕
塩尻ロータリークラブ
鴨居 弘樹
江戸時代から近江商人の理念として、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の、商いに対する心構えが伝えられています。この考え方は、職業人の根幹とすべきことを短く言い表した至言だと思い、座右の銘の一つにしています。
ポール・ハリスら4人のロータリークラブ発想のメンバーは、話し合いの内容は定かではありませんが、己一人の利益追求ではなく、お互いに相手のことを考え、悪い経済状態の中で生き残り、社会全体も良くなるにはどうしたら良いかと会合を開き、議論をし、友情・親睦を深めていったのではないかと推測します。
「四つのテスト」の文言も根底は同じ「三方よし」と同意語と解釈していて、ロータリーの職業奉仕の倫理観と共通しているものと考えます。
人は幸福になることを求めて生きています。幸福の定義は個々によって違いはあるのでしょう。幸福になりたかったら「与える」ことが重要要素であることは確かです。
「Give and Take」という相互関係を大切にしていますが、子供は「Take and Take」のみです。成長して行くと少しずつ「Give and Take」になり、大成するに従って「Give」が多くなり、神の領域に入ると「Give and Give」となります。
「三方よし」の世界にするには「与える=Give」、即ち「奉仕する」割合を多くすることによって達成されます。
生を受け、生かされている人生を、これから如何に生かし生きるかが大切です。先人から教えていただいた知識、技術は勿論、生き方、考え方を後輩に伝えていくことが一つの使命だと思っています。
「仕事と思うな。人生と思え!仕事によって人は成長する」と考え、行動し、自分の職業を天職と感じ、更なる精進をしていきます。それが「三方よし」、ロータリーの職業奉仕に通じるものと確信しています。
---------------------------------------
世界の奉仕活動をしているロータリーから学ぶ事は多々あります。それをいかに鴨居歯科医院という組織に組み入れてい行くかが大事です。
人に優しく思いやりを持って与えられた職業に責任と誇りを持って社会に貢献していきたいと思っています。
学びの場を頂いて感謝しています。有難う。