みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務の三原 智郎です。
今朝7:00から放送されていた『週刊!健康カレンダー カラダのキモチ』をご覧になった方はいらっしゃいますか?
私は普段見ていないのですが、今日は偶然見ていました。
「これが不調の新原因?!噛み合わせの真実!」
というタイトルで「噛み合わせ」について特集していました。
残念ながら番組を最初から見てはいなかったのですが、東京新聞が昨年秋に
「噛み合わせの悪さがアルツハイマー発病にも影響している可能性がある」
と報じたことを取り上げ、健康な人生を送るためには普段意識しない噛み合わせも意識していく必要があると報道していました。
そしてアゴがずれている事で水中だとその方向に回ってしまうという実験をし、顎関節は筋肉とじん帯でぶら下がるだけの自由度の高い関節のため、重力に対してあごの位置がずれるとカラダ全体のバランスが崩れてしまう事を伝えていました。
噛み合わせが悪くなる原因として、
① 先天的に歯並びが悪い
② 生活習慣、食生活の悪化、片側ばかりで噛むクセがある
などがあげられていました。
歯は、手では気づけない僅かな違いも判別できるほど優れた感覚を持つといいます。
大切なのは上の歯と下の歯のバランスである噛み合わせで、このずれを放置すると首や腰など他の関節で補おうとするため、肩こり、頭痛、耳鳴り、腰痛、めまいなど不調の原因になりやすいとの事です。
みなさんの噛み合わせの状態をセルフチェックする方法が二つ紹介されていたので、是非試してみてください。
一つ目は、体を動かすチェック方法です。
① 歯を噛み合わせて目を閉じます。
② その状態で腕を肩の高さまで前に出し、足踏みを50回します。
この結果、噛み合わせが悪いと悪い方へ歩いてしまいます。
もうひとつは問診形式です。
① 肩こりがひどい。
② よく頬杖をつく。
③ 気がつくと歯をくいしばっている。
④ しばしば腰痛になる。
⑤ 原因不明の難聴、めまい、立ちくらみを感じることがある。
どれか一つでも当てはまれば、噛合せが悪くなってる可能性があるとの事です。
そして「今日から続けたい!噛み合わせトレーニング」として噛み合わせ改善のトレーニング法も紹介します。
① 息を吸いながら、大きく口を開け、吐きながら閉じる。
② 息を吸いながら、あごを左にずらし、吐きながら戻す。
③ 息を吸いながら、あごを右にずらし、吐きながら戻す。
あごの筋肉をリラックスさせ噛み合わせの改善につながるとの事で、食後などにゆっくりと3セット行うのが効果的だそうです。
WBC日本代表にも選出された、福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手もマウスガードで噛み合わせを矯正し、成績を上げた例として紹介されていました。
あまり気にしていない噛み合わせも、悪いと体の不調をもたらす場合があり、ひどい場合は手術が必要な病気になってしまうこともあります。
噛合せは全身の身体の歪みやバランスに大きく影響していることを再確認しました。
これを機にしっかりと見直し改善しておきたいものです。
そして、上記の内容で気になる方は、一度鴨居歯科までご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。