みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
待ちに待ったすぐ近くの公園の桜が満開になり、窓越しに見ると心が安らぎます。
昨日は朝一番の「あづさ」に乗って東京に行くと途中でも満開の桜もあり、まだこれからの二分咲きの所、更に葉桜になったところと道中いろんな様子を見ることができました。
東京九段はもう桜は散り、道路も日曜日の為かかなり閑散としていました。しかし講演会場に着き扉を開けると200名を越す聴講者の熱意が伝わってきました。春を過ぎた初夏の熱い想いで盛り上がる講演内容でした。
(株)モリタ主催の“未来の義歯はこれで決定!「臨床下顎総義歯の吸着」~BPSシステムを活用した吸着義歯!完全攻略~”のテーマので、今人気のある阿部二郎先生、小久保京子先生、佐藤孝司先生の3人によるセミナーでした。
総義歯を学ぶ事は臨床歯科医療の補綴学の基本を学ぶことになります。歯科学生も一番初めに実習を含めて講義を受けます。
実際に患者さんと向き合い難しさを感じるのは下の総義歯を作る時です。口の中の状態が、骨が吸収して無い様な時は大変苦労し悩みます。
歯科臨床の中で昔からいろんな術式が考えられてきました。多くの症例を手掛けた人の名人芸は素晴しい結果を出す事が多く、体験が大切なのかという思いでいろいろ研究し学びます。
今回のBPS(Bio functional Prosthetic System)は科学的根拠に基づいて、順序良く処置をすることによって臨床経験の少ない歯科医師でも患者さんに満足を与える総義歯を提供できるSystemです。これまでの考え方とは異なり、実に合理的にステップ・ステップが構成され使う材料、機械もシステマチックに用いられます。
歯科医師と歯科技工士さんがチームワークを組んで取り扱う事も特徴です。
今回の講演で沢山の知識を得ることができました。しっかり身につける為に復習し、早速実践すると決意しました。
春の訪れと共に新しいシステムに出会い、新たな研修意欲も湧き、桜のように短期間で花をつけるようにしたいと考えています。
素晴しい研修に出会い企画した皆さん、講師の先生方に感謝します。ありがとう。