みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
立春は過ぎて“三寒四温”という実感が伴い、特にこの地は雪も少なく過ごし易い厳寒の季節を元気に過ごすことができ喜んでいましたが、昨日、今日と大雪に見舞われました。
他地方には天変地異で大きな被害を受けておられます。そう思うとこの位の雪にはヘコタレテいられません。
さて、皆さんは2月9日(水)午後8時から放映された「ためしてガッテン」を観られましたでしょうか?
今回のテーマは「脳と身体を刺激せよ!やる気の源は○の裏に」でした。
この番組で取り上げられた事は「噛(か)む」という行為の驚くべき身体行動に変化をもたらすという事を紹介されました。
そのワケは、咬むことが脳に刺激を与え脳への血流を促して、歩けなかった人が立ち上がり、歩き出し、更に庭仕事ができる迄回復した実際のドキュメントが紹介されました。
特に今回は歯の周りに着いている「歯根膜」の重要な役割が解明され、歯根膜にあるセンサーが脳の神経につながり、運動、感覚、記憶、思考、意欲にまで刺激を与えている事が判りました。
80代の現役でチンドン屋さんとして活動をしている女性が総入れ歯を使っている時と外している時の違いを示してくれました。
握力の違いがハッキリと出て、現在多くのスポーツ選手がマウスガードを用いて運動能力を挙げている事実からも噛み締めた時にはパワーアップすることが良く判ります。
更に歯が無いと身体のバランスが取れないで、真っ直ぐ歩く事や手に取った物を支える能力も落ちていましたが、これは犬や猿等によってかなり以前に実験されて証明されていました。実際に現役の人に画像証拠として観せられた事にはビックリしました。
その他いろいろな実験結果が放映されて、歯の重要な役割を示して頂き「ためしてガッテン」のスタッフの皆さん、実験に参加して頂いた皆さんに歯科医師として深く感謝します。ありがとう。
放映当日は、鴨居歯科医院のスタッフの皆さんに観るように言い、更に録画を依頼しました。
ほとんどのスタッフの皆さんは観て感動をしていました。
更に早速録画したDVDを医院の待合室で放映したところ、多くの患者さんもビックリして噛むことの大切さ、歯の大切さを認識して下さったようです。
鴨居歯科医院の仕事は「生きる力を支える歯科医療」と認識して、患者さんに「歯(し)合わせ(あわせ)」な人生を過ごせるように、プロフェッショナル集団として精進していきます。
いろいろ、気づきを頂き更なるやる気を出させて頂いたNHK番組「ためしてガッテン」に感謝します。ありがとう。