みなさん、こんにちは！
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

忙中閑ありと言われるような寒中温有りの昼間の気候にホッとする気分になります。

日曜日も、このところゆっくりできませんでしたが、久し振りにＴＶをつけると番組の中に嵌り込んでしまい、報道特集等に見入ってしまいました。
出演していた石原東京都知事の“歯に衣貴せぬ”言葉は衝撃的であり、また考えさせられる事も多くあります。
日本の政治、官僚に対する批判は手厳しいものですが、石原都知事同様、国政はなんとかならないものかと多くの国民は歯痒い思いをしています。

午後からの第１６回全国都道府県対抗駅伝が放映され、ついついスタートからゴールまで見てしまいました。何故か駅伝には、心を熱くする思いがあるのです。

長野県は過去に最多の５回優勝経験があり、今年も優勝して欲しいという願望もありました。
中学生、高校生、大学生、社会人が入った７人の走者がタスキをかけ、それを次々と繋ぎ、ある時は落ち、ある人は抜き去る、悲喜こもごもの思いを残しレースは展開します。
何か人生を象徴しているかのように置き換えてしまいます。走者はタスキに思いを込めて、次の人に渡し、渡された人は責任を何とか全うしようと一生懸命に走ります。期待通りの力を示す人、期待されながら体調不良で力を出せない人等々いろんなドラマが展開します。
２４本抜きを演じた村沢選手、アンカーとして大きな期待を担って４位でタスキを受けて必死に先頭の栃木県の選手の宇賀選手を追う上野選手の姿には、ついつい力が入って応援してしまいました。
結局２位でしたが、一時は２６位まで下がった順位をこれまで引き上げた各選手の力強い結束力にも感心しました。
栃木県は初優勝という事でしたが、スタートからゴールまで安定したタスキリレーで走り抜きました。
今年は選手の仕上がりもよく、強い選手に恵まれて、監督も自信を持っていたようですが、素晴しいレース運びでした。おめでとうございます。

レースが終る直前に、千葉県銚子市から野平先生が来られました。
失礼と思いましたが、しばらく女房に話し相手をしてもらい、レース結果を見てからいろいろお話をお聞きました。ごめんなさい。
昨年７月末に鴨居歯科医院を退職し、お父さんの仕事を継続され、４代目のタスキを引き継いだ事になります。
お話の中では、お父さんからの患者さんも順調に受け継いで現在はかなり多くの患者さんが来院されているとの事で女房共々大変嬉しく感じました。
これから診療室の新築、スタッフの増員も考えて、鴨居歯科医院に追いつけ追い越せのファイティングスピリッツを力強く示してくれました。

体重は増えたとの事でしたが、表情は素晴しく輝き自信に満ちて精悍な顔付きで引き締まった様子を見て女房共々、今後の活躍を期待しています。
タスキを受けて力強く前進して行く姿を見て元気を頂きました。
野平先生ありがとう。頑張ってください。

更に夕方には女房と共に向山親睦新年ダンスパーティーに出席しました。
向山信幸・香代子先生が御両親の創られたダンス教室のタスキを引き継ぎ、塩尻の地に根をおろして活躍しています。
会場になったヴィラ・アンジェリカは多くの人が集まっていました。
若いのに短期間で大きなイベントを創り上げる力には感心し、向山ファミリーの結束力に感動しました。
参加された方々はそれぞれ上手な人ばかりで、まだ初心者の我々にとってはハードルは高かったのですが、楽しい時間となりました。ありがとうございました。

タスキの引き継ぎは駅伝だけでなく、家の引き継ぎ、会社の引き継ぎ、政治、文化、伝統等を多くの人々が引き継ぎます。

鴨居歯科医院も治療技術、治療フィロソフィーを引き継いでゆく人々が沢山います。上手にタスキを渡したいと思っています。

日曜日一日、いろいろの場を体験させて頂き、素晴しい日になりました。ありがとうございました。