みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
寒さも日に日に厳しくなり一つの目安となる窓に結氷となって貼りつく量が目立つようになってきました。
一番の寒さはこれからですが、雪の量は少なくて助かっています。
1月11日は「鏡開き」で、供えた鏡餅をおろし小さく割ってお汁粉にして食べるのが風習となっていますが食べて味わい楽しみましたか。
新しい年と共に新たな心構えもでき、それぞれの皆さんが目標を立てて達成を目指し、継続して日々暮らしておられる事と思います。
鴨居歯科医院のスタッフの皆さんの中に、今年はダイエットをしようと何人か揃ってダイエット部を創ったようです。
目標はそれぞれ違うようですが、10kgを目指すという人もいます。お互いに目標を果たすために運動をしたり、甘いものを控えたり食べるカロリーを考えたりしているようです。是非、頑張ってください。
青山俊董先生に昨年末に「来年の新年号に歯の事について書きましたよ」と言われ、毎年出されている小冊子をスタッフ全員分に配っても余る程を頂きました。
表題は「天地いっぱいの生命に生かされて~般若心経のこころ~」となっています。
最初の出だし文は「歯の治療のために一週間ほど流動食で過ごす事を通して、ちょっと大袈裟にいえば『般若心経』の心を学ぶことができた」と書かれています。
普段何気なく食べている事も、食べるのが不自由になると、食事の大切さ、咬める事の素晴らしさ、食材の話、料理の中には天地いっぱいの働きがあり、背景を考えると身体を養って生かされているのは限りない働き、助けがある事に気づかされたと述べています。まさにその通りだと納得しました。
「歯の痛みを通じて『般若心経』の心を具体的にこの体で味読させていただくことが出来たこと、私は心の底から感謝の合掌を捧げたことであった」と結んでいます。
何気なく日々歯科診療に携わっていますが、患者さんの歯の治療によって食べることが不自由になった時の心情について気付かずにいますが、このように具体的に取り上げて頂き良く理解でき、大変ありがたく思っています。
多くの方に読んでもらえるように、この小冊子を用意しました。窓口に置きますから是非読んでください。
繰り返し、繰り返し読んで歯の大切さはじめ、生かされている事の教えをありがたく心に刻み込んでいくつもりでいます。
青山俊董先生から今年も茶道を通じていろいろ学び、生き方についても多くの御教示を頂く事になると思います。
1月16日は「初釜」が予定されており、新たな気持ちで茶の心、禅の心を更に深く知りたいと思っています。
末尾の文に「厭い嫌い、捨てたり逃げたりするのではなく、むしろその事のお陰でと積極的に受け、幸いと転じてゆく、と受け止めたい」と結んでいます。
この教えの如く今年の「熱く行動」のテーマに沿って何事にも挑戦して行くつもりです。
年頭書にすばらしい気付きを頂き感謝しています。
ありがとうございます。