みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
お盆が過ぎると暑さが終ると昔から信州では言われ、その通り朝夕は涼しくなりました。しかし、日中はかなり厚くなり例年にない気温が上昇しています。残暑がまだまだ続くようなので体調管理にはお互い気を付けて行きましょう。
今年のお盆は「新盆」(この地では“あらぼん”と呼んでいます)となりました。
8月7日には四十九日の法要と新盆の法要を併せて菩提寺の方丈さんに、新しくなった母親と父親の戒名が書かれた位牌に魂入れ、開眼、納骨の法事をして頂きました。
この日は親戚の人達だけで執り行われたのです。新盆の供養をする為に仏壇とは別に新盆飾りを別の部屋につくりお線香をたむけて頂きました。
鴨居歯科医院は毎年8月13日~16日をお盆休みとして休院し短い夏休みを過ごします。
この休みを利用して遠出をしたり、同級会などの集まりを企画したりしてきましたが、今年は家にいて新盆のお参りに来て下さる人のお相手をしました。多くの人に来て頂き少しばかりの時間でしたが、お話ができてゆっくりとした休日となりました。
日本の伝統文化として仏教のしきたりを守って家族、親戚、友人たちが一同に会する事は絆を深め、和を形成する良い機会となり、これからもしっかり引き継いで行きたい行事だと感じました。
このような機会がないと仏教について学んだり考えたりする事はありませんが、お墓参りをして手を合わせて代々引き継がれてきた“いのち”について再確認する事ができます。
土地土地によって日時、やり方は違っていても、先祖に対する供養の精神は日本人の魂としてもずっと残して行きたい事です。少しずつ変容し簡略化されつつある事は確かです。正しい知識を教わり、引き継ぐ役割をしっかりして行きたいと感じました。
今日から鴨居歯科医院の診療が再開されます。
それぞれのスタッフの皆さんがそれぞれの時間を過ごし、エネルギーを貯えて仕事に就きました。
北海道、山形、東京、千葉と遠方に帰省し、久しぶりの会話を楽しんできた人もいます。
お土産話を期待しています。
ゆっくりと休養ができ、“いのち”の大切さを認識させられた日々を体験させて頂き感謝しています。
ありがとう。