みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー 池田 優です。
加工されたこんにゃく
赤こんにゃく通常コンニャクと呼ばれる食品は、コンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンという多糖を糊化しアルカリ(通常水酸化カルシウム水溶液が用いられるのですが、かつては灰を水で溶いた汁を使った)を用いて凝固させたもので、独特の食感を示します。一度凝固させたこんにゃくは水溶性を持たず、強い弾力を示します。またカロリーが極めて低く食物繊維が豊富という理由もあって、ダイエット食品(健康食品)としても人気があるそうです。
なお独特の臭みがあり調理に際しては一度煮込んで灰汁抜きをしますが、今日では灰汁抜きの必要ないこんにゃくも見られています。☆成分
コンニャクは96-97%が水分からなり、水分を除くと主成分はグルコマンナンです。グルコマンナンはグルコースとマンノースが2:3-1:2の比率で重合した多糖類の一種でコンニャクマンナンとも呼ばれ、ヒトの消化管ではほとんど消化されず腸内微生物により一部脂肪酸に変換されて利用されます。このため、カロリーが極めて低い食品(100gあたり5-7kcal)の一つとされ、摂取カロリーを制限する必要のある場合の食品素材として多く利用されます。また代表的な食物繊維で、血糖値や血中コレステロールを下げる効果や免疫増強活性があると言われています。こんにゃくの多くは水分で食物繊維が豊富に含まれていることまでは知っていましたが、免疫増強活性があることは初めて知りました!成分を知ることが出来たのでこれから料理をする時など栄養を考えながら作りたいと思いました。最後までお読みいただきありがとうございました。