みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン歯科技工士の秋山單です。
先日バンクーバーの近くに住むカナダ人の友人からメールが届き、フィギアスケートを観戦に行った事、男子のモーグルでカナダが今オリンピック初の金メダルを取ったこと。など、オリンピックの感動や興奮が伝わってくる内容が書かれていました。
やはりテレビで試合のみを観戦するより、音、色、雰囲気など会場でなければ味わえないものがあるんだなと感じました。
私も長野オリンピック・パラリンピックの時は、ボランティアの一人としてその雰囲気を味わう事が出来ました。
その年は既に当医院に就職していましたが、「一生に一度のことだから。いい体験だから行っておいで。」と院長先生が気持ちよく送りだしてくれたことを今でも、これからも忘れません。
小学生の時から競技スキーをやっていた私は、長野にオリンピックが決まった時にワクワクしたのを覚えています。そして、高校生の時、スキー部の皆とボランティアの応募をしました。そして数多くある会場の中から、オリンピックでは希望通り八方尾根スキー場のアルペンスキー会場に、パラリンピックでは同じくアルペンスキー会場になった志賀高原スキー場に配属されました。
雑誌やテレビでしか見たことのない世界トップクラスの滑りを自分の目で見ることができ、選手を応援する各国のギャラリーの雰囲気など、今まで体験した事の無い興奮がそこにはありました。
中でも、パラリンピックのブラインドクラスと言って、目が見えない選手が前方を滑るガイドの声だけを頼りにコースを滑る姿に感動し、二人の間にある信頼と強い絆を感じました。
そして、そこには様々な仕事がありました。朝早くから夜遅くまでコースの整備をする人、選手やメディア関係の人を誘導する人、ゲートの警備をする人、通訳の人、スタッフに指示を出す人…・。数え切れないほどの仕事であふれていました。
選手一人が滑る時間は二分ほどですが、そこにもコーチや道具のサービスマンなど、多くの人がそれに全力を注ぎます。
大成功のうちに終わった長野オリンピック・パラリンピックでしたが、多くの人の行動があって良い結果になったと思います。
世界の滑りを見たいとボランティアに応募しましたが、それ以上にこれからの職場生活、人生において大切なことを学べたと思います。
貴重な体験をする事ができたのも、院長先生や一緒に働いていたスタッフのお陰だったと改めて感謝しています。
今もテレビでオリンピックを見ていると、選手よりも周囲の人に目がいってしまうことがあります。まだまだ競技も沢山あるので、皆さんも色々な目線でオリンピックを楽しんで見て下さい。
そして、この後行われるパラリンピックにも沢山の感動が待っていますので、是非ご覧になって下さい。