みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
暦の上では、春になっていますが、現状は一番寒い時期となり、各地で今期最低温度を記録したり、大雪情報が流れたりして厳冬の感が強いですね。
それでも昼間の陽射しは、春を思わせる兆しが肌に感じさせてくれます。
昨日の日曜日は車の量も多く人も心なしか多く出ていました。ここにも春の訪れを感じています。
塩尻市も一番寒いとなると気温はマイナス15度くらいになった日も過去には何日もありましたが、最近はそれほどにはなりません。
先日八ヶ岳の麓から通院して下さいます患者さんは、マイナス25度を示していたと言っていました。場所によってはまだかなり寒い季節ですね。
アメリカでもホワイトハウスが雪で覆われて多くの観光客が訪れているというニュ-スが流れていましが、冬のオリンピックを2月12日に開幕予定のバンク-バ-では雪不足で会場づくりに苦労していると伝えられています。
自然は年々歳々同じ四季を繰り返してはいますが、そこには変化が伴って思わぬ事態が多く発生し、自然の脅威を感じさせられます。
「すべてのサ-ビスは患者のために」“伝説の医療機関≪メイヨ・クリニック≫に学ぶサ-ビスの核心”を昨日読了しました。
いろんな出逢いがありますが、本との出会いも素晴らしい感動や学び、知恵が得られます。
メイヨクリニックについては、25年以上前から興味をもっていましたが、遠いところの病院でもあり、具体的な情報についても余り入らなかったのでしばし失念していました。
しかし、この本を読んで再び興味を持ちも、さらにフィロソフィーはモデリングしたいと今は強く思っています。
鴨居歯科医院とメイヨクリニックとの規模は雲泥の差がありますが、医療の在り方として取り入れたい考え方、実践項目は山ほどあります。
表題の「すべてのサービスは患者のために」は、鴨居歯科医院のサブテ-マ「すべては患者さんのために」と一致しているのです。
メイヨリニックの精神として、
① 利益ではなく、サ-ビスの理想を追求し続けること
② 個々の患者のケアと幸福を第一にかつ真摯に考え続けること
③ スタッフ全員が他のすべてのメンバ-の専門家としての進歩に関心を持ち続けること
④ 社会の移り行くニ-ズに対応して、変化していく意欲をもつこと
⑤ やらなければならないことすべてに対して、卓越した結果を目指す努力を続けること
⑥ 絶対的な誠実さをもってすべての業務を行うこと
を掲げています。
メイヨクリニックは、アメリカミネソタ州ロチェスタ-という田舎都市に140年前に開院し、現在はアメリカ一番の評価を得ている病院なのです。
開院した当時から常に患者第一主義を職場の価値観として、患者中心の文化を築き徹底した医療サ-ビスを実践してきたのです。
そこには、チ-ム医療を根幹として行動し、医療の最終目的地は、ロチェスタ-にあるといったブランドを作り上げたのです。
医療に携わる人には、ぜひ読んでいただきたい本です。
25年ほど前に、メイヨクリニックの近いミネソタ大学をミネソタ大学経済学部大学院を卒業した友人と訪問したことがあります。
丁度お正月休みを利用して行ったのですが、着いた時はものすごい寒波が襲ったという日で、マイナス25度を下回ったという日でした。
ミネソタ大学のあるミネアポリスは雪景色で、クリスマスカ-ドに出てくるようなロマンチックな郊外の友人がお世話になった家に泊まり、楽しいひと時を過ごしたことを思い出しました。
ミネソタ大学の歯学部も見学させていただきましたが、当時全てがコンピュ-タ化されていて、ビックリしました。鴨居歯科医院が一早くコンピュ-タ導入をしたのもその影響があります。
更にこの本を訳された古川奈々子さんは、(お目にかかったことはありませんが、是非お会いしたい人と思っています。)東京医科歯科大学の歯学部を卒業された歯科医師なのです。
大学卒業後、3年間歯科医師として働いて留学し、アメリカの歯科医師国家試験にも合格したという才媛なのです。現在はいろんな翻訳の書を沢山出されて活躍しています。
こんな発見があり、楽しい休日を過ごすことができました。
厳寒の季節に熱い熱い素晴らしい出逢いと、新たな“高い志”を得たことに感謝します。ありがとう。