みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
歯科衛生士の百瀬裕美です。
お掃除をちょっぴりニガテに思っている方も、少しの工夫でお掃除上手に。便利なお掃除アイテムを使いながら、楽しくお掃除をしてみませんか?
家庭にある身近なものが、お掃除に活用できるのをご存知ですか?たとえば、資源ごみとして出す前に、古新聞をお掃除アイテムに使用してみませんか?
新聞紙は表面にコーティング加工がされていないため、吸湿・防臭性に優れ、インクに含まれる油分が水と交わると、界面活性剤の役割を果たすので、汚れを落とすことができます。
汚れたお皿やフライパンをそのまま洗うと、排水やスポンジが汚れてしまいます。古新聞で汚れをぬぐってから洗うと、スポンジが汚れることなく、汚れをすっきり落とすことができ、さらに水の節約にもなります。
また、シンク周りのお掃除にもおすすめ。アクリルタワシなどでキレイにシンクを洗ってから、古新聞を丸めたもので水分を吸い取り、ピカピカに磨き上げます。しっかり乾燥させることで、清潔なシンクを保つことができます。拭き取り用にふきんやタオルを使うと、洗って干す手間がかかりますが、古新聞なら捨てるだけで楽ちん!
窓掃除にも、古新聞は活躍します。雑巾やタオルなどで拭くと繊維がついてしまい、かえって汚くみえてしまうことがありませんか? 水を入れたスプレーボトルで霧吹きするなどして濡らした窓を、丸めた古新聞でこすって汚れを落としてから、乾いた古新聞で再度こすると、印刷のインクに含まれる油分が窓をピカピカにします。
こんなものもプラスして!
そのほかにも、身の周りにある意外なものがお掃除に役立ちます。エコな気分で楽しくお掃除ができそうです。
米ぬかでフローリングのお掃除
米ぬかを木綿の少し厚手の布で作った袋に入れ、口をしっかりと閉じます。この“米ぬか袋”で拭き掃除をする感覚で、フローリングを磨くと、自然で奥ゆかしいツヤが出ます。
練り歯磨きで食器をお掃除
銀食器、銀製品やクリスタルガラスをピカピカにするには、練り歯磨きがおすすめ(塩の粒子などが入っているものは避けてください)。柔らかい布に練り歯磨きをつけて磨くと、ピカピカになります。
抹茶水で畳をお掃除
ぬるま湯に抹茶をいれ、よく混ぜたものに雑巾を浸して、固く絞って畳の目にそって優しく拭きます。抹茶の色素が沈着するためか、黄ばんだ畳が青畳のような色になります。お茶に含まれるカテキンには、殺菌・消臭作用があるともいわれており、その香りにも癒されます。
お茶がらでお掃除
葉っぱのお茶がらなら、紅茶でも緑茶でもOK。シンクに撒いて、ナイロンたわしでこすります。お茶がらには魚や肉の脂を分解してくれる作用があるので、シンクがピカピカに。
レモンで鏡やガラスをお掃除
曇ってきたガラス製品や鏡には、レモンの皮の汁か輪切りにしたものがおすすめ。レモンで表面をこすった後、きれいなタオルなどで拭き上げれば透明感が戻ります。
世界の掃除事情
日本では年末に大掃除をする習慣がありますが、ニューヨークやマドリード、ベルリンなど世界の家庭でも大掃除を実施しているそう。
ニューヨークでは「Spring cleaning」という表現があり、春に行なうことが多いようです。
マドリードでは「暇なとき」、ベルリンでは「季節の変わり目」と、どの都市でも1年に1度の大掃除で家の中をキレイにしています。
「普段掃除をしないところ」「いらないものを捨てる」の2点に重点を置き、「窓ガラス拭き」と「家具の後ろや隙間のホコリとり」が大掃除の定番になっているのは、万国共通のよう。ニューヨークでは、大掃除を「よい習慣」ととらえ、1週間もかけてキレイにすることもあるそうです。
しかし、「お掃除が好き」という意見は世界の家庭でも少数派のよう。「面倒で時間が取られて疲れるから」と、ニガテに思っている人も多いようです。“ピカピカのお部屋だと気分がいいし、家族が健康で過ごせそう!”という思いから、お掃除に取り組んでいる姿が感じられます。
一度に大掃除をしようとすると大変ですが、1日5分でも、楽しくお掃除すればいつもお部屋はピカピカ。キレイなお部屋をキープするために、便利なアイテムを活用することはもちろん、時には手抜きもしたり、エコを考えたりしながら、掃除上手になりましょう!
お口の中の掃除もとても大切です。クリーニングはおすすめです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。