みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン歯科技工士の秋山單です。
先日の土、日曜日に後輩技工士の川澄さんと静岡の御殿場に勉強会に行ってきました。
「Fuji Dental Technology meeting 2nd 2009」と題されたこの勉強会は、私がいつも参加させていただいているスタディーグループが主催する勉強会で、ドクター、技工士、衛生士とそれぞれの職業のメンバーが集まり、日頃の臨床での問題点や、ポイントを発表します。
現在、日本における歯科技工士の5分の1は50歳以上といわれている中、今回のmeetingでは、若い技工士の参加がとても多かった気がします。
同時に行われた、歯科技工物のコンテストでも入賞者の大半が20代の若い技工士でした。
同じ世代の川澄さんももちろん、私自信も大変刺激を受けました。
今回、このmeetingの中で私も「歯科医院における歯科技工士の役割」というタイトルで約5分間、お話しする時間を頂きました。
歯科技工士の職場は歯科医院だけではありません。
・歯科医院の中で働く技工士
・開業をして技工所を立ち上げ一人または数人で働く技 工士
・大きな技工所の社員として働く技工士
・歯科器材メーカーに開発や営業として働く技工士
などの、職場があります。
今回は上記前者3パターンのそれぞれの職場の立場から、仕事の内容や利点などをお話しました。
短い時間でしたが、「QDT」や「歯科技工」といった専門誌に数多く臨床例を掲載されたりする有名な先生方、多くの先輩方と一緒の場で発表できたことは、緊張はしたもののとても素晴らしい機会を頂けたと思っています。
プレゼンテーションの作り方や、話し方など内容以外にも勉強になったことが沢山ありました。
又、一泊でしたので夜はバイキング形式のディナーで、お腹いっぱい頂きました。
心身共に成長した!?二日間でした。
この様な機会を与えて下さった山本尚吾先生はじめ多くの先輩方、そして何より、日々ご指導をしてくださる院長先生に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
秋の夜長を楽しむ季節となりました。昼間は収穫の時でもあり、さわやかな好天のもとで行事も催されています。
9月27日(日)は塩尻市市制50周年を記念し、いろいろなイベントが企画され、普段は静かなメインストリートも多くの人が出て楽しんでいました。
夜の帳が降りるころ、久しぶりにお茶の稽古に行きました。
青山俊董老師にお会いするのも二ヶ月振りになるでしょうか。お元気な拝顔に接し、外の喧騒とは違い静寂な茶室に座ると心身共に安らぎが得られます。
ちょうどこの日は、年2回しかできない七事式の「且座」というお稽古ができました。前回出席できなかったので、ラストチャンスで、しかも少人数の中、青山俊董先生の指導を受けることができ幸せでした。
且座というのは、茶の湯で行う花、炭、香、濃茶、薄茶を主客五人でそれぞれ分担しながら行われる式法です。
正客は花を入れ、二客は炭をつぎ、三客は香をたき、亭主はお濃茶をたて、半東しお薄を点てるという役割で約2時間に渡る行事なのです。
「東(とう)」というのは亭主をいい、「半東(はんとう)」というのは亭主の補佐役をするのです。今回は、半東の役でお稽古をしました。
家の中では女房、会社であれば専務、組織であれば幹事といったところでしょう。やることは多岐に渡り、半東しだいでスムースにいくかどうか決まる準備と進行、片付けをするのです。
一年の中で数少ない経験しかできないので、どうしても忘れてしまうことがありますが、それを的確に指摘下さり、一つ一つの動作の意味合いから、床の間に掲げられている「且座喫茶」の解説をしてくださり、この式法に使われる花は数珠球である等を知りました。
「七事式」というのは、表千家七代の如心斉が制定したもので、如心斉は表千家中興の祖とも言われています。
“回り花・回り炭・茶カブキ・花月・数茶・且座・一二三”とありますが、それぞれの季節に合わせて行われ、七代宗匠が天然宗佐とも言われて、天然忌が9月13日に催されています。この時期に如心斉の遺徳をしのんで、花寄せとともに且座が行われます。
伝統を守り、継続していくことの大切さ、それぞれの役割の大切さ、季節に合った式法等々、茶の湯がもたらす日本文化は学ぶことが沢山あり、常に新鮮に感じ、心の癒しと創造を産み出します。
良き師に恵まれ、良き茶友と共にこれからも茶の湯の世界をを楽しめるよう修行を積んでいきたいと固く決めています。
いろいろ気づきを頂いたことに感謝します。ありがとう。