鴨居歯科かもしか通信

かもしか通信は長野県塩尻市にある
『鴨居歯科医院』・『鴨居歯科インプラント審美サロン』のスタッフブログです。
このブログでは、院長のコラムや、スタッフがリレーでつづる日記などをお届けします。

かもしか通信

みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。


9月18日・19日・20日と、韓国Ye歯科で開催された「特別セミナー」に招待されて出席してきました。


シルバーウィークの前でしたが、既に日本人の皆さんがツアーを組んで観光に買い物に予定し楽しみにしている人で満席になっていて、やっと席が確保できる状態でした。
朝の便だったので、東京に前泊し、羽田空港から金浦空港へ昼少し前に着くと、韓国も好天気で日本より少し秋が深まっているという感じがしました。
タクシーでYe歯科の真ん前にあるリベラホテルにチェックインして、少し休み,Ye歯科の13階のワインバーに4時半に待ち合わせました。
顔見知りの角田先生と初めての古野女医先生と今回御世話を頂いた菊池日本人コーディネータとが顔合わせをしました。


そして別のルート(株)デンタル・マーケティングの企画で参加された皆さんといっしょになり、講演会の開催される別会場のコンベンションルームに移りました。
そこは素晴らしい会場で300名を越す韓国の歯科関係の人、シンガポールから来られた先生方が集まっていました。
日本からの出席者には一番前にVIP席が用意されていてそこに座らせていただき、聴講することができました。Ye歯科のご高配に感謝します。


講演内容は、オーストラリア在住のPaddi Lund先生で、世界的歯科マーケティングの権威であってアジアでは初めてのセミナーとのことでした。


「Love to Pay System」というテーマでお話をしました。
Dr.Paddiは、オーストラリアリスボンで開業し、現在は世界最高の歯科医院経営者として注目され、世界各地で彼の独特な成功秘訣を学びたいとオファーが多いと言われていますが、今回はYe歯科の特別セミナーにお招きすることができ共にお話を聞くことができました。

Dr.Paddiは歯科医となり、勤務医としてイギリスでも働き、開業してからもいろいろな臨床体験をして現在40年の歯科医師としての経験から、現在の成功に至るまでに考えてきた以下10の項目について2日間に渡りお話して下さいました。その要点は、


1. 特別に思考しなさい。
2. チームを構成しなさい。
3. CNE(Critical Non-essential)で勝負しなさい。
4. 顧客を4グループで分けなさい。
5. あなただけの差別化された事業モデルガイドブックを作りなさい。
6. 顧客らに紹介を依頼しなさい。
7. 収入より顧客との関係を優先しなさい。
8. 1:1の持続的なケアシステムを作りなさい。
9. 他歯科と区別される部分を探して、独占化しなさい。
10. 家族的な経営を目標にしなさい。


大変参考になる問題提起もあり、取り入れるべき点も沢山ありました。
早速、鴨居歯科医院で実践していきたいと思っています。素晴らしい講義を有難うございました。


3日目は、Ye歯科のメディパートナーの首席コンサルタントのイ・ギョンイルさんの「適切な歯科治療価格について」のお話を日本人だけで時間を設けて講義をして下さいました。少人数でじっくりと聴くことができました。


韓国の歯科事情も経済の影響で厳しい状態になりつつあり、特に価格のダンピングがおきており、インプラント価格1/3になったとのことです。
どの商品でも価格設定は難しくTopの決めるものですが、決める根拠をしっかりと考える必要があります。
歯科の場合は、保険の診療は決められた処置に対する価格設定はされていますが、自費診療については各医院によって異なります。設定価格を決める方法をいくつか提示して下さいました。非常に参考になりました。


3日間のYe歯科特別セミナーは、朴院長はじめYe歯科のスタッフの皆さん、メディアパートナーの皆さん、日本コーディネーターの坂本さん、菊池さんには大変お世話になりました。


更にご一緒できた角田先生はじめ多くの先生方と知り合えて、有意義な3日間でした。
夕食・昼食に韓国料理を楽しむこともできて大満足でした。心からYe歯科の御好意に感謝し御礼を申し上げます。ありがとうございました。


2009/09/22

接遇

みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市
鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の片原 治です。

いつもスタッフ日記をご覧頂き、ありがとうございます。

シルバーウィークいかがお過ごしでしょうか。日に日に秋を感じる気候となり、朝晩は寒く気温の変動が激しいので、体調管理には気を付けましょう。

さて、毎週日曜日夜9時フジテレビのバラエティ番組「エチカの鏡」と言う番組をご存知でしょうか。「生きていくヒントの詰まった自分を見つめ直せるお話」と位置づけられ、「明日は月曜日、心をリセットして、また一週間がんばろう!」という気にさせてくれる番組のようです。内容によって観たり観なかったりです。

“伝説のマナー講師”と言われている平林都さんの接遇術が6月に番組内で紹介され、130~140社の企業から研修依頼が殺到しているようです。なんとスケジュールは一年以上先まで予約がいっぱいで、年間約300件程開催されるという研修の数も凄いが、研修を受けた営業マンや営業所の殆どすべてが業績を100%の確率で上げているというのも凄いです。9月6、13日の番組では、新たな研修先に出向き幹部を始め、若手スタッフを指導している様子が放送されました。

「接遇」とは耳慣れない言葉ですが接客のスキルで、形式的なマナーではなく「相手に気持ちよくなって頂くこと」、「楽しくなって頂くこと」を指します。「もてなすこと」と、辞書にも書いてあります。平林都さんは接遇を身につけることにより、仕事にやりがいを感じるようになると語っています。人間関係が上手くいき、人生を素晴らしいものにするために必要だと考えているそうです。番組では、人間関係を円滑にするための接遇術で、5つのポイントを紹介していました。

1つ目は「人とは違う挨拶をすること」
接客をする際に「いらっしゃいませ」は当たり前の挨拶です。それではトキメキは感じてもらえません。

2つ目は「歯を出して笑顔を作ること」
口元だけで笑っても、目は笑いません。白い歯を見せて笑うことで、相手の気持ちをよくすることが出来ます。

3つ目は「相槌は『、』ではなく『。』でうつこと」。
はっきりと話を聞いていることを伝えるためには、相槌が必要です。「~さんは、、、」で相槌をうつよりも、「~です。」で相槌をうつ方が、きちんと話を聞いていることを理解してくれます。

4つ目は「お願いする時は疑問形で言うこと」
「~してくれる?」、「~やってくれる?」というように疑問形でお願いされると、言葉尻が柔らかくなります。

5つ目は「Oラインからはみ出ないこと」
これは女性限定です。直立に立った時の自分の輪郭をアルファベットのOで囲んだイメージを持ちましょう。例えば左を指差す時は右手を使うなど、そこからはみ出ないようにする仕草を心掛けると、美しい立ち振る舞いになります。

接客に関しては、学生の頃アルバイトで赤坂プリンスホテルや帝国ホテルのウェイターをしていたので、身だしなみから始まり言葉遣いなど厳しい指導を受けました。接遇は一見、難しく思えるかもしれませんが、誰でも学び実践できる方法です。見ていて気持ちのいい対応は、どんな時でも人を和やかな気分にさせてくれます。人間関係がギスギスしている現代だからこそ、業界や職種問わず必要な技術なのかもしれません。当たり前と思われがちなマナーを見直すことの大切さを知りました。

医療法人 弘仁会
鴨居歯科医院

〒399-0736
長野県塩尻市
大門一番町16-14
TEL: 0263-52-0118
FAX: 0263-54-2121

◆診療時間
AM 9:00~PM 6:00
◆休診日
日曜日

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