みなさんこんにちは.
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロンの
歯科医師の渡辺 正哉です。
今回は歯磨き粉について書いてみたいと思います。
先日テレビをみていると「さまざまな味のする歯磨き粉特集」というものがありました。
味のする歯磨き粉というと子供用の歯磨き粉で「メロン味」「いちご味」などが思い浮かびますが、今回放送された中には「コーラ味」「印度カリー味」「ビターチョコ味」などさまざまな種類のものが紹介されていました。
「印度カリー味」って!?
でもこれが意外と人気があるそうです。
歯磨き粉の歴史を紐解くと、紀元前1550年頃の古代エジプトの医学書であるパピルスに記載された物と言われています。
そのエジプトでは、4世紀頃には食塩・黒胡椒・ミントの葉・アイリスの花を混ぜ合わせた粉末の歯磨剤が使用されていたようです。
古代ローマでは、人間の尿に含まれているアンモニアが歯を白くするものと考えられ、尿が歯磨剤として用いられていたようです。
尿まで使用していたのかと驚きました。
今回の味のついた歯磨き粉を販売するきっかけは「昼間のブラッシング需要を高めよう」と花王が開発したようです。
歯ブラシが面倒臭いという方もこれがあれば楽しみながら歯磨きできるかもしれませんね。
また、歯磨き粉は味だけでなく、症状(歯周病予防、むし歯予防、ホワイトニング後)などによっても幾つかの種類があります。
自分にあった歯磨き粉を見つけてみませんか!?