みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
8月8日(土) 歯科衛生士・デンタルマネージャーとの学習会と朝礼を済ませて、あずさに乗って品川にあるグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて開催されたノーベルバイオケア主催の「Esthetic Forum 2009」に参加しました。
信州と違って東京は、猛暑で歩くのにもシンドイという感じがし、汗が噴き出すような感覚になります。
会場はすごく大きく3000名は余裕をもって入れる規模で、大型スクリーン2つを設け本当に国際ホールという趣があり、実に壮観でした。
今回のフォーラムは、昨年度と形式的には同じですが、多くのプログラムが用意されており、講師陣も数多くいろんなテーマでバラエティに富んだ内容でした。
智子先生と秋山技工士が参加し、多くの得るものがあり、鴨居歯科医院でのインプラント治療に参考になる事柄をたくさん学ぶことができました。
盛り沢山のテーマと限られた時間内でまとめるスピーカーは、大変だったと思います。聴く側も中味の濃い内容を理解するには大変でした。
あまりにも多く得られた情報量をいかに整理し実行に移すかがこれからの課題です。
歯科界に恩恵をもたらしているインプラント処置は、患者さんにとっても術者にとっても業界にとっても大事にして普及させなければいけない貴重な術式なのです。
8日(土)9日(日)の2日間、座り放しでお尻が痛くなってしまいました。一ヶ所で長時間動かずに体重を支え続けてくれた大臀筋にも感謝します。
今回展示された、CAD-CAM読み取り機はじめ解析ソフト・インプラント体の開発等めまぐるしい進展ぶりに目を見張ります。
それに伴っていろいろなテクニックの工夫によって、この数年間のインプラントの発展は、日進月歩なのです。
新しい知識と技術・設備・環境およびスタッフの能力アップ等、やることが山積みになります。
それだけ益々面白く楽しくなりそうな歯科界で、特に若い歯科医の意欲的な学習は、将来素晴らしい結果として出てくると思われます。早い世の中の流れに遅れることなく鴨居歯科医院は対応していきます。
今回も行き帰りの電車の中で、月刊誌「致知」を読みました。いつも読む毎に、人間としての在り方を学びます。今回の特集は「一書の恩徳 萬玉に勝る」でした。
学問は身につければ永遠の実りとなって残るが、百年かけて蓄積された財産でも学問と違って僅かな間に灰になってしまうということです。
古くから読み継がれている本がいくつも紹介されています。好きな「論語」もやはり大きく取り上げられていました。「儒教の基本は孝である」との言葉もあり、「道に志し、徳に居拠り、仁に依り、藝に遊ぶ」「之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者之を楽しむ者に如かず」「学びて思わざるは則ちくらし、思いて学ばざれば、則ちあやうし」「一以て之を貫く」等々好きな言葉が沢山でてきました。
8日(土)9日(日)と歯科界のトレンドと、歯科医師として人間としての変えてはならない信念とを大いに学び得た2日間でした。
意義ある2日間の機会と時間を与えて下さったことに大いに感謝しています。ありがとう。