みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロンの前川弓乃です。
一日のうちには、本当に多くの人たちと言葉を交わすものですね。私もたくさんの人たちと言葉を交わします。今日は「言葉」に関してのお話をしたいと思います。
先日これから医療福祉系の専門職につこうという学生さんとコミュニケーション論について共に学んでいた時のことです。テーマは「言葉」でした。
学生さんたちにとっては、「言葉の学び」イコール「尊敬語・謙譲語の学び」でした。たしかに・・・。
しかし“言葉”のなかには尊敬語でも謙譲語でもない“心の言葉”もあります。
“あの言葉で元気になれた”
“あの一言で苦しみから立ち上がることができた!”
そんな“大切な大切な”心の言葉を、みなさんももっていらっしゃることでしょう。
私にも心に残る言葉がいくつかあります。決して忘れられない言葉があります。残念ながら忘れてしまいたいけれど、どうしても忘れられないつらい言葉もあります。けれども今は心に残る温かい言葉に感謝して、改めて「言葉」を意識して「言葉」を丁寧に扱う努力をしています。
言葉には、ビジネスマナーでは括れない「伝達の言葉」と「心の言葉」の二つがありますね。たとえば、
「今日の洋服は素敵ですね。」は伝達の言葉です。
「今日の洋服も素敵ですね。」といえば、心の言葉になりますね。「今日の洋服も」の“も”には、「いつも素敵な洋服を着ていらっしゃいますね」という気持ちがこめられているからです。
“心の言葉”を意識して使うことで、相手を思う気持ちをきちんと伝えることができます。寄り添う気持ちが伝える事ができます。寄り添う気持ちとは同感したり同情したりする気持ちではなく、共感する気持ちだと考えています。
言葉ひとつで心が豊かな毎日を過ごせると思います。
言葉の力を感じます。だからこそ言葉の力を活かしたいと思います。大切に丁寧にそしてなにより正直に使いたいと思います。
言葉は人間だけに与えられた贈り物・・・。
言葉を使える人間であることにありがとうというキモチです。