みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
今年は梅雨というのに相応しい雨に恵まれた日が多いですね。
雨の日が続けば晴れた日が恋しくなり、晴れた日が続けばひと雨欲しいなと思い、常に都合の良いことばかりが続くことはないのが世の常です。
7月9日(木)午後 塩尻市の健康づくり課が行っている「在宅寝たきり老人等歯科検診」で田中先生と共に4人のお宅に訪問しました。
塩尻市内の歯科医の先生方が、健診に応募した方々のお口の中の状態を診て、その場で応急処置ができれば行い、往診を望めば後日診療計画を立てたりします。
この事業はもう長く続いており、対象となる人も同じ人であることもあります。
今年も2人の受診者は、ここ毎年訪れている方であり、また2人は新たに診させて頂きました。
50年以上まえから健康な時を知っている人が、十年も前から突然の病でベッドの上での生活になってしまう状態をみたりします。
若い頃から苦労に苦労を重ね立派に2人の息子を育て上げ、息子たちは都会に出て大会社で活躍していますが、本人は寝たきり状態で一人暮らしになってしまい、介護生活になっています。
人との接点を求めていてもなかなか満たされないで、しっかりと頭は冴えていて言葉では、「早く死にたい・早く死にたい」と口にしつつも息子の自慢話をしいずれ息子さんが帰ってくるのを楽しみに生き抜いている人。
奥さんが倒れて甲斐甲斐しく面倒をみながら仕事をしている立派な御主人に心を打たれ、若い頃には自由奔放に世の中を闊歩していた人が、言語障害になり半身不随となってしまい同じ人なのかと目を疑うような状態であったりするのを見て、改めて人生について考えさせられることが多くあります。
一生涯は楽しみ苦しみが連続しており、ト-タルしてどちらが多かったかということになるとおそらくプラスマイナスはいっしょになるような気がします。
しかし、そんなことはない・・・。死ぬまで苦労して苦労して人生を終わった人は何人もいるし、身近にもいるという人もいます。
偉人と言われる人は、生きている時は評価されず苦労・困難・苦痛・誹謗中傷の中で過ごしたが、後世になって高く評価されている人も沢山います。
孔子・キリスト・仏陀の三聖人と言われる人が典型ですね。
現在、介護に明け暮れ苦労している人の姿をみると、本当に聖人に近い人と思えてしまいます。
自分に置き換えて、これから生かされた人生を如何に過ごすかを考えると、できれば人に迷惑をかけずに生きたいという思いが強くなります。
憂い心配することがあれば世の中のだれもが気付かないうちにこれを憂い、また楽しむべきことがあればまずすべての人を楽しませて最後に自分が楽しむという「先優後楽」という言葉が示していますが実践したいですね。
「後楽園」という名前はここから出ているのです。
今回もいろいろ気付きを与えて頂き感謝しています。ありがとう。
7月10日のS-upミーティングは、‘鴨居歯科医院の良いところ100’をリストアップしてみましょうということをしてみました。
‘自分の良いところ100’をも考えて下さい、3日の間という宿題も出しました。
判っているようで判っていないのが自分であるように、勤めている職場の良さがどこにあるかは考えていないことがあります。
ここで改めて鴨居歯科医院のよいところを自分自身で書きあげ、過去に作ったパワ-ポイントを見直し、更に気付いたところを足して今度はグル-プごとに出し合いました。
するとほとんどの人が100を書きだすことができ、更に150~200と書ける人も出てきました。
お互いが良い点を認め、良い所を伸ばす環境づくりに非常に参考になりました。リストアップされた点を検証し更にブラッシュアップしていきましょう。
次回からは各グル-プが120分を使って、それぞれの持ち時間の中で発表したり意見交換をしたりするようにしました。
これもまた楽しみです。S-upミーティングの意義を感じ、より良い環境にしようというスタッフの皆さんに感謝します。ありがとう。
みなさんこんにちは。
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント
審美サロン、デンタルマネジャーの山田公子です
「健康であるということは、なかなか目にみえにくい」
とは、どういうことでしょう?
病気になって はじめて「からだ」を認識し
大切にしようとする。
健康な時には、あえて認識したり大切にしようとは
思わない。
ですが、健康時私たちが気づかずして 本当に
望んでいることは「病気にならないこと」なんです。
歯科治療でいえば、
歯を削られたり、神経を抜かれたり、歯をぬかれて
入れ歯を入れることを むし歯になる前から求めて
いないのです。
今の私たちが、本当に求めている歯科医は???
私たちを病気にさせない歯科医ということになります。
そして、
健康な時こそ、歯科医にかかる最善の時なのです。
こんな気づきをいただき、ありがとうございました。