みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市
鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の片原 治です。
人間の性格やその人の「らしさ」とは、その人の親から受け継いだものや育った環境、その人の年齢、人生経験など様々な要素で形成されています。
先週金曜日のスタッフミーティングで、エゴグラムと言う性格診断テストを行いました。これは、人間関係の交流分析法で、人の心を①父性②母性③合理的な大人性④自由な子供性⑤従順性⑥反発性と言った領域に分類し、60程度の質問に答えて点数化したものです。
解析した結果は、ある種の共通した性格や生き方、人との関わり方を表したものであり、人の優劣を表すものではありません。また、どの型が優れているか逆に悪いかと言うものでもありません。しかし、バランスが良いのが理想的と言えるでしょう。自我状態を分析すると納得する点、自身が補わなければならない点が解ってきます。
重要なのは、その人が持つ「らしさ」だと思います。最近、楽天イーグルスの野村監督の著書をよく読みます。先日、「野村再生工場」と言う著書を読みました。「強い組織を創るためには、適材を適所に配置することが大切である。」、「指導者にはそれぞれの人材をよく観察し、個性を理解するとともに、適性を見極めるだけの眼力と言うべきものが求められる。」と言う言葉がありました。スポーツの指導者としての哲学とも言うべき著書であり、参考になります。どんな分野においても指導者やリーダーは、その人の「らしさ」を引き出し十分発揮できるだけの場を作ることが重要だと思いました。
本との出会い、そしてたくさんの気づきに感謝します。ありがとうございました!