みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロンの前川弓乃です。
いつも鴨居歯科医院スタッフ日記を読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。
みなさんの最近の“こころ健康度”はどのくらいでしょうか?少々お疲れぎみの方はいませんか?
今回は、人の悩みを聞く場合も、自分が悩みを抱えている場合にも役立つ、セルフ・カウンセリング法をご紹介いたします。
まずは、『悩みの居場所をつくってあげましょう、そこに悩みをそっとおいてみる』というイメージ療法ですが、こうして距離をおいて“悩み”を見ることで気持ちがどんどん整理されていきます。
フォーカシングではこれを「クリアリング・ア・スペース」と呼んでいます。
この方法はこころの健康に大きな効果をもたらすので
とても人気がある療法のひとつです。
もうすこしわかりやすくご紹介いたしますね。
①できるだけ落ち着ける場所を選び、椅子に深くラクな姿勢で座ります。
②目を閉じ、3回深く静かに呼吸をします。
③「今、気になっている事は何かな?」と、自分に問いかけて下さい。
④そうして悩みが見つかるたびに「○○のこと」「△△のこと」「××のこと」・・・・・とその悩みに名前をつけていきます。
たとえば、「仕事のスキルこと」「上司とのこと」「彼女とのこと」「お金のこと」というように。悩みが見つかるたびに、指をおりながらゆっくり確かめるように行ないます。
⑤一枚の紙(A4サイズ位)を用意し「こころの部屋」と、見立てます。
⑥こころに浮かんできた「気がかりなこと」をひとつづつこのこころの部屋に、ちょうどよく収まりそうな感じがする場所に置いていきます。
⑦どこに置くかはじぶんのこころにたずねること。
「仕事のスキルのことはどのあたりかな?」「上司のことは、遠くにおきたいかな?」「彼女とのことはすぐこのそばに置きたいかな?」・・・・・こうしてすべての悩みを「ちょうどいい場所」に置いていきます。途中で「やっぱりここにおこう」「もう少し大きく置こう」と位置をずらしてもかまいません。
⑧大切なのは、ゆっくりでいいので、すべてどこか置き場所を定めることです。
⑨自分がイメージするこころの部屋に「今気になっていること」をすべて書き終えたら、その紙を2メートルくらい離れたところに置いてしばらく眺めてみましょう。
部屋が片付いている時に感じる、あの爽やかさ。
こうしてこころを整理していけば、いつもは頭にこびりついて離れない悩みともうまくつき合えるようになります。
こころの中に清涼な風が吹いていくような感じが少しあるだけで、こころのエネルギーは充電されます。
明日の活力になります!
たったひとつのいのちにありがとう!
だれものいのちに感謝して、こころに正直にこころを大切に時間を過ごしたいと思います。