みなさん、こんにちは!!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラント審美サロンの歯科医師の花岡 泉です。
先月受講した床矯正セミナーで、歯科の予防についての講演がありました。
たしかに我が国の予防歯科は、まだまだ他の先進国に比べて遅れています。
私は大学卒業後、予防歯科学教室にて研究に従事していましたが、スエーデンやフィンランドに比べますと・・・かなり遅れています。
以前から北欧や北米では、エビデンスに基づいた妊娠期からの母子の予防歯科(お子様にとってはマイナス1歳からの予防歯科)プログラムが定着していると、講演者の株式会社Isisの相澤氏と山本氏は述べていました。
学術的に、妊婦のプロフェッショナルクリーニング(歯石をとること等)や洗口剤の併用等により、口腔内の虫歯や歯周病の細菌が減少し、その結果、生まれた子供の口腔内の虫歯や歯周病の細菌数も少ないようです。
また、お子様も生後8ヶ月ごろより、予防プログラムが開始します。
さらに、歯周病は、早産や低出生体重児の原因のひとつであるといわれています。
特に女性は結婚前にきちんと、歯科の検診をおすすめします。
本当に、子供のころからの予防がとても大切になりますが、自分で気づいた時からでも遅くはありません、定期的に歯科の検診をうけてみませんか?