みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の小口 哲也です。
さて、以前、野平先生がフィリィピンの「入歯師」という義歯の露店商を紹介してくださいましたが、私もモロッコの入れ歯を売っている屋台の話を小耳にはさみました。
モロッコは地図で見るとアフリカ大陸の左上にあり、スペインの目と鼻の先にあります。首都はカサブランカ(君の瞳に乾杯!のセリフの映画の舞台)ではなくラバトです。イスラムの国であり、世界中から観光客が訪れる超観光地です。
そのモロッコのマラケシュという都市の広場では、何百件ものオレンジジュースや食べ物の屋台、大道芸、野外ボクシング、占い師、猿回し、蛇使い、火を吹く男などが年中お祭り騒ぎを繰り返しているそうです。
しかし、その喧騒の中になぜか入れ歯屋台なるものがあり、みかん箱をひっくり返したような箱の上に使い古した入れ歯や銀歯が数個並べられている様は、普段オーダーメイドで製作をする日本人である自分には、あまりの落差に軽い目眩が・・・・・まさか本当に使う人がいるとは思えないのですが・・・・しかし終わらない祭りのカオスの象徴にも見えてきて可笑しさと同時に世界は広いと改めて思いました。