みなさんこんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院、
鴨居インプラント審美サロンの
歯科医師 野平泰彦です!
先日は24節季のひとつ、大寒でしたね。
大寒は1月20日頃を指し、読んで字の如く一年で最も寒い時期と言われています。
24節季は以下に分かれます。
立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨 立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑 立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降 立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒
さて、皆さんいくつ読めたでしょうか?
今回このブログを書くにあたり、調べてみて初めて知ったのですが、24節季をさらに細かく分けた
「七十二候(しちじゅうにこう)」
という、24節季をそれぞれ5日ずつ3つに区切った捉え方もあるのだそうです。
24節季も72候も、どちらも古代中国で発案されたものです。
72候はそれぞれ気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっており、なかには現実にはありえないようなことも入っていて、なかなかおもしろいです。
たとえば、
「野鶏入水為蜃」(キジが海に入って大ハマグリになる)
などです。
ちなみに、大寒の72候は
初候
款冬華(ふきのはな さく) : 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す(日本)
鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす) : 鶏が卵を産み始める(中国)
次候
水沢腹堅(さわみず こおりつめる) : 沢に氷が厚く張りつめる(日本)
鷙鳥厲疾(しちょう れいしつす) : 鷲・鷹などが空高く速く飛び始める(中国)
末候
鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく) : 鶏が卵を産み始める(日本)
水沢腹堅(すいたく あつく かたし) : 沢に氷が厚く張りつめる(中国)
だそうです。
時節をとらえながら、趣にあふれていて、昔の人の粋な考え方にしばし浸っていました。
以前から川柳には興味があったのですが、これを機に24節季など季節の事柄にも目を向けてみようと思います。
こんなことを書いている自分が、実は2年前まで12支が言えなかったなんてことは、ここだけの秘密にして下さい。