みなさんこんにちは!長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院・インプラント審美サロンの歯科医師・野平泰彦です!
私が鴨居歯科医院に勤務して、早6か月が経過しようとしています。そして同時に、2008年も終わりに向かっています。
年末に向けての準備は進んでいますでしょうか?
さて、ここ数年、若者の性感染症が問題になっています。一般医科で医師をしている友人と話している時にも話題に上ります。
そんな折、どこかのニュースブログに大阪で青少年に対する性感染症への理解を深めようという啓もう活動が行われている。というニュースがあり、気になったので調べてみました。以下に抜粋します。
大阪府医師会は平成16年度から毎年、府内の中学、高校10校程度に産婦人科医らを派遣し、性感染症の危険性や予防の重要性などについて、生徒向けの講演を行っている。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やAIDS(後天性免疫不全症候群=エイズ)に関する講演会もその一環。国立病院機構大阪医療センターHIV/AIDS先端医療開発センター長が講師を務め、国内外のエイズの現状、最先端の治療方法について最新のデータを織り交ぜ、生徒たちが関心をもちやすいようにクイズも取り入れながら話した。
先進国では減少している新規患者数が、日本だけは増加が続いていること。かつては必ず死に至る病とされたが、複数の薬を組み合わせて使う多剤併用療法の開発によって、病気の進行が食い止められるようになり、いまでは慢性疾患の1つになったこと。とはいえ、薬をずっと飲み続けなければならず、1人の生涯治療費は約1億円かかること…。白阪医師の説明は、生徒たちにとって初めて耳にする事実が多く、驚きの声がもれる場面もあった。
また、HIVの感染経路は性行為、輸血などの血液媒介、母子感染の3通りであり、握手をしたり、一緒にご飯を食べたり、蚊に刺されたり、咳(せき)やくしゃみなどでは感染しないと強調。世間の偏見や差別に苦しむ患者の思いを伝えた。
さらに、10代の若者にクラミジアなどの性感染症が急増しているが、性感染症に感染しているとHIVに感染しやすくなると指摘。感染防止の重要性を強調し、「自分を大切に、そして相手も大切にしてほしい」と訴えた。
講演後の生徒たちの感想文には、「話を聞くまでは空気感染もあると思っていたけど、違っていることに気づけてよかった」「感染者は減っていると思っていたのに、とても増えていた。日本人のエイズに関する意識をもっと高めないと」「簡単に性交してはいけないと思った」「差別は絶対にいけないことだ」などと書かれ、真剣に受け止めている様子がうかがえた。
担当教諭は「医師が話してくれる方が説得力があり、生徒たちは自分の問題として考える。手遅れになる前に正しい知識を身につけることが大切」と専門医との連携の意義を指摘した。
現在、日本だけが先進国の中で感染者が増加しているという現状、ご存知でしたでしょうか?
さまざまな感染性疾患が存在している現代ですが、正しい知識をもっていれば怖いものではありません。
正しい知識をもって、正しい行動をとり、感染者増加に歯止めをかけてグローバルスタンダードに追いつきましょう。