みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロンの前川弓乃です。
信州ではすでに晩秋を迎えた昨日、私にとっては久しぶりのOFF曜日。小さな旅のひとときを過ごしました。
鴨居歯科医院から車で走ること20分のところに下諏訪町という小さな町があります。
私はこの町の奥ゆかしい感じが好きで、たびたび訪れますが、今回は下諏訪町春宮神社の後ろ手にひっそりと しかしながらどっしり佇む「万治の石仏」をみてきました。
「万治の石仏」とは、わたくし個人的には通称「万ちゃん」という愛称で呼ばせていただいている「わたくしの心の友だち」です。今日はご紹介いたします。
この万治の石仏「万ちゃん」には、不思議なことがいっぱいあるのです。
諏訪大社春宮の大鳥居建立に関連しての伝説では、明暦3年(1657年)諏訪氏三代藩主忠晴が、春宮に石の大鳥居を寄進しようとした時のこと、それを請けた石工がここにあった大きな岩を刻んで鳥居にと、ノミを入れた途端その岩から血が流れ出したそうです。(「万ちゃん、痛かった?」)
恐れをなした石工が仕事をやめたところ、その石工の夢枕に諏訪明神が立たれ、神のお告げで良材を見つけることができ鳥居は完成しました。
そのようなことから初めに鳥居にしようとした岩に阿弥陀如来を彫り祭ったというのがこの「万ちゃん」こと万治の石仏です。今も「万ちゃん」の背中にはそのノミの跡という傷が残っています。
また17年前に、「万ちゃん」は一度頭がズルッと落ちまして、支柱で固定し修復治療を受けたのですが、その後ある写真家が毎年撮っている「万ちゃん」の顔写真を見たところ、首が伸びている事が分かりました・・・???
これは、昨年テレビでも話題になりましたね。
最近は、このホームページを御覧いただいて、長野県各地から多くの患者さんが鴨居歯科医院を訪れてくださるようになって来ました。
遠方から通ってきてくださる皆さん、どうぞ車の運転にはじゅうぶん御気をつけてお越し下さいね。
そして、時には通院治療&小さな旅!なんて“お洒落な自分時間”を作り出しながら、お口の健康管理ができたら素敵ですね。
そしてみなさん、よろしかったら「万ちゃん」こと万治の石仏に一度ぜひ逢いに出かけて下さい。鴨居歯科医院から、塩嶺峠を越えて下諏訪春宮の信号を左折すればすぐそこです。
必ずどんな時でも「万ちゃん」は、どっしりとわたしたちを受けとめてくれます。「万ちゃん」は木枯らしの中でも、どっしりと待っていてくれますよ。そんな「万ちゃん」を見ていると、心もどっしり温かくなれます。