みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
11月9日(日)朝一番のあずさに乗って、東京へ出ました。東京も結構冷えていて、立冬の季節を感じます。
東京八重洲北口にて、智子先生と待ち合わせ、ベルサ-ル八重洲へと向かいました。こちら側へはほとんど来たことがなかったのですが、さすが都心であってビルは林立し、多くの人が往来していて活気があります。ビルの間を吹き抜ける風は強く冷たかったですが、会場の八重洲ファ-ストフィナンシャルビルは新しく、中に入ると暖かくきれいな所でした。
2人で参加したのは、JIADSの講師をされている宮本泰和先生のワンデーセミナ-です。丁度、智子先生もJIADS研修会でお世話に成っており、宮本先生とは20年近く前より顔見知りでもあって、先生自身の長時間の講演を聴いたことがなかったので、良い機会と思って参加しました。
テ-マは「審美領域における歯周・補綴・インプラント治療」で、現在のトレンドをふんだんに取り入れた内容は、先生の知識・技術・人柄の素晴らしさと共に多いに刺激になりました。
JIADSの小野先生に出会い、素直に薫陶を受けて真面目に臨床に取り組み、アメリカでの多くの研修で揉まれ、アメリカの学会で発表するまでに成長し、歯周病処置では、日本を代表される先生となられました。
‘立場が人をつくる’と言われますが、若い頃の先生を知っていますので、この言葉がピッタリ当て嵌まる感じでした。
多くの宮本ファンが集まり、予定時間では足りない位の内容で、参加して良かったと感謝しています。
研修後、智子先生と2人で新宿に出て、次男と甥と共に4人で食事をしました。
新宿に出るとアジアン料理の店に行くことが多く、今回もベトナム料理の店に入りました。生春巻きから始まり、田舎では味わえない珍しい物を注文し、フォ-を食べ、ビ-ルを飲んで歓談しました。
甥は東京大学を卒業し、今話題の多い農林水産省に入って官僚として活躍していますが、まだ入省して2年目と年数も浅いので、一般的に報道されているような怠慢な不誠実な官僚臭のある人物ではなく、実にソフトで謙虚な真面目な努力家なのです。
多分大方の官僚はそうした人の集まりであり、一部報道をされる人は稀な事例だと思われます。
4畳半の部屋で共同の台所・トイレ・風呂で、場所も駅から15分以上と離れているというところで暮らしているということを聞いて、若いうちはかなり厳しい条件のもとで、鍛えられているのだということを知りました。
逆境にもめげずに人一倍働き、庶民の生活習慣から学んで段々とリ-ダ-シップを身につけていくという制度は、国の中枢を動かす人材を育てるのには良くできたシステムに作り上げられていると思いました。
ピンから大将ということではなく、一段階づつ上り詰めていくことが大切なのですね。
功成り名を挙げた人と、これからの可能性を秘めた人と接し、いろいろ学ぶことができました。
鴨居歯科医院は若い人がドンドン育つ環境作りをしていく努力をしています。楽しいことばかりでなく、苦しく思うこともあると思いますが、それを乗り越えて人は成長していきます。
目の前に問題解決する方法が、いくつか示されたとしたら一番難しい方法を選択しなさいと昔から言われてきました。
「艱難、汝を玉にす」の故事にあるように、多くの困難克服が、人を磨き輝かす力となるのです。今回も実例に接し学ぶことの多い日でした。
良き出会いに感謝しています。ありがとう。