みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロンの前川弓乃です。
このところ、私の職掌分担比重が院長室付からフィールドワークへといつのまにか確実に大きくなっています。
初診カウンセリングだけに留まらず、その患者さんの通院期間中、担当歯科医と共に大切な患者さまのお心に寄り添うべく何度となくカウンセリングルームで真摯に患者さんと向き合う時間が一日の中で何回となく訪れます。おだやかな時間を醸しつつも未熟な私には真剣そのもの、緊迫感のある時間です。
さて対人的コミュニケーションでは、言語以外の目の動きや顔の表情などの非言語メッセージが重要な役割を果たしますが、この非言語コミュニケーションの種類は、動作学・近接学・パラ言語・接触・物理環境的要素との5つのカテゴリーに分けられます。
今回は、そのうちのパラ言語についてすこしお話をしたいと思います。
日頃私自身がメッセージを受け取る際には、言語の意味だけではなく、パラ言語(声の大きさ・テンポ・声の高低・声の抑揚)つまり「声の表情」も好感の伝達要素として大きいものであると感じています。
臨床で援助者として関わる際に、言語以外のパラ言語に関してどのようなシグナルを発信することが好ましいのかを知っておくことは、患者さんとの信頼関係を深め合うために重要であります。
安心と感じる声のイメージとして、ちなみに男性有名人をあげると、森本レオ・福山雅治・草薙剛、女性陣では、吉永小百合・黒木瞳・松島奈々子が上がってきます。ともに「柔らかな声」の因子が要素です。
パラ言語は、イメージトレーニングを通じて、イメージどおりの声を発声することが可能だとも言われています。地道な一歩一歩ですが、私もイメージトレーニングを重ねていきたいと思います。
対人コミュニケーションにおいては、相手と自分との相違点を考慮し、相手の異質性を尊重して相互理解を深めていきたいものです。
またコミュニケーシヨンの際のパラ言語使用においては、例えば不安気質の人には、はりがあって元気な声て゛話すことを心がけるなどの使い分けのトレーニングをしています。こうしてカウンセリングや対人援助の際に、相手の気質によって周辺言語を使い分けるスキルを身につけることが、私のひとつの目標です。
そして、歯科医師と患者さんが心をひとつにして口腔機能向上に向き合い、その人らしく安心で幸せな時間を作り上げていくことができるように、そのような環境づくりの小さなお手伝いができることを楽しみに、毎日元気に鴨居歯科医院へ出勤している今年の My Autumu・・・