みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市 鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロンの歯科医師、川崎小夜です。
7月21日の読売新聞に"赤ちゃんのための妊娠期からのむし歯予防”の記事が載っていたのでご紹介したいと思います。
①妊娠中からお母さんが栄養バランスのいい食事をとること
子供の乳歯の芽(歯胚)は妊娠7週目頃に作られ、永久歯は妊娠4か月頃から成長が始まるため、妊娠中からお母さんが栄養バランスのいい食事をとることで子供の歯のためになります。
②むし歯菌の感染を遅らせること
赤ちゃんはお口にむし歯菌がない状態で生まれてきますが、むし歯の原因となる菌は、接触の多い母親からの感染が大半であることが分かっています。それだけに、子供の歯の免疫機能が高まる2、3歳までは、親が使ったスプーンでは食べさせないなどの配慮が望ましいです。
③夫婦で歯の検診や治療を受けること
大人の口の中にはむし歯の原因菌がいるが、むし歯などを治療して環境を良くすれば、菌の数を減らすことが出来ます。親の口の中にむし歯菌が少なければ、赤ちゃんに感染しにくくなります。そのためには、妊娠が分かったら夫婦で歯の検診や治療を受けることをお勧めします。
出産を控えた方々、またこれからお父さん、お母さんになる皆様、是非参考にしてみてくださいね。