みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
の前川弓乃です。
厚生労働省の策定した「健康日本21」では、
「健康を実現することは元来、個人の健康観に基づき、一人ひとりが主体的に取り組む課題であるが、個人による健康の実現には、個人の力と併せて、社会全体としても、個人の主体的な健康づくりを支援していくことが不可欠であること」を主旨としています。
日本人の死亡原因の三分の二が生活習慣病によるもので、そのため、2010年までになんとか減少の方向にと国も指針を立てていますが、なかなかきびしいようです。
「健康日本21」をふまえ、医療従事者の一助として今、わたくしが取り組んでいることのひとつ・・・
『行動目標化支援ヘルスカウンセリング法』について、今日はお話をさせていただきます。
SATカウンセリングの開発者・筑波大学大学院教授の宗像恒次博士は「生活習慣病とは、その人がありのままの自分で愉しく生きていくことで自然と治癒していくものである」と述べられます。
人の評価を気にしてありのままの自分で愉しく生きていないと、そこに悪性のストレスが生み出されてしまいます。
悪性のストレスは、私たちを疲れさせ、マイナスの感情を引き起こし、やる気を失わせます。それが、暴飲暴食や喫煙などに代表される悪生活習慣行動を生み出し、長期間かけて私たちの健康を害していくわけです。
ありのままの自分で愉しく生きるのは、難しいことなのでしょうか。頭でわかっているのに理屈通りに行動をかえられないとき、私たちは心のジレンマで悩みます。本来のあるがままの自分はどのように行動すればよかったのかと。
この答えを見つけるため30年前から宗像博士により開発されたのが、『行動目標化支援ヘルスカウンセリング法』です。
あるがままの自分を見つけるとは、本当の自分の感情や要求を知るということです。
自分は本来、どう行動すると自分らしいかという「行動目標」が見えてくると、今までのストレスがうそのように消えていくんですよ。
人間は話を聴いてほしい動物だそうです。
一億総カウンセラーの時代ともいえます。
来談者が本当の自分の「行動目標」を自分で見つける支援のためのカウンセリングスキルを習得して、わたくしも健康へのお手伝いが上手にできるようになりたいと考えています。
今週末も東京へ勉強に行ってきます。
ホンワカあったか信号を発信するためアサーション力のスキルアップが今回の目標です。
まだまだ暑い日が続きます!
こんな時は、キリッとした時間管理こそが暑さしのぎになりますね。
それぞれの立場や環境で、ありのままの自分で愉しく過ごしたいものですね。
みなさんもステキな週末を!