みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の秋山単です。
毎日暑い日が続きますが、夏バテなどされていませんか?
暑い日ざしの中にも、時折爽やかな風が吹いた今日、私の地元やぶはら高原では「第22回やぶはら高原ハーフマラソン大会」が、下は小学生から最高齢は86歳までの、総勢2194名という大勢の選手の参加のもと、盛大に開催されました。5km・10km・ハーフの3種目に分かれており、全国でも珍しい起伏の激しいコースに果敢に挑んでいました。
私は、ここ数年コース途中で選手への給水係りとして、大会に参加しております。記録更新の為に走る人、大学のクラブ活動として走る人、家族、友達と楽しく走る人など様々ですが、「自分の健康の為に走っているんだよ」と、おっしゃっていく方がとても多くいらっしゃいます。
さて、今回はその健康についてお話させていただきたいと思います。ある歯科専門誌にこんなことが書かれていました。
「歯の健康から口腔の健康へ」
口腔疾患は、命を直接脅かすことは少ないですが、食べること、話すこと、笑うこと、表情を作ることといった感情表現にも影響を及ぼすので、精神的な健康に悪影響を与える可能性があります。
WHO(世界保健機構)の定義にあるように、健康とは
『単に病気がなく病弱でないというだけでなく、身体的、精神的、社会的に良好な状況』
を言い、この概念に基づき単に身体的な健康のみではなく、高い『生活の質(人生の質)』
すなわち『QOL=Quoality Of Life』があってこそ、真の『健康』といえるでしょう。
咀嚼機能がQOLの向上へ関与しているとういデータもあり、
『よくかめること』は、日常活動、全身的な健康、心の健康に重要なため、歯単位の話ではなく、咀嚼する『機能』を維持することが重要視されはじめています。
2006年の介護保険法の改正に伴い、介護予防のための新規サービスとして『口腔機能の向上』が加えられ、厚生労働省では口腔機能の向上のためのマニュアルも提案され、その重要性がクローズアップされるようになりました。
単に健康な歯を目指すのではなく、口腔機能を維持させるために、健康な口腔、そして全身的にも精神的にも良好な真の『健康』を目指したいものです。
㈱GC社「QOL向上のために歯科医療にできること」より
私たちは、歯科という分野を通して、一人でも多くの患者さんの『健康』のお手伝いをしたいと考えております。どんなことでもお気軽にご相談下さい。
さてさて私は、沢山のランナーの方に出会って、楽しそうだなぁ・・私も走ってみようかな・・・?(歩く!?)と思った1日でした。