みなさんこんにちは.
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士 増田 隼一です.
近い将来プラチナが宝飾品として姿を見ることが出来なくなるかもしれない、という記事が掲載されてのを見掛けました。理由としては、世界的な自動車数の増加が一番の原因とありました。
なぜ自動車の台数が増えるとプラチナを入手する事が難しくなるかと言うと、自動車から排出された有害物質を含んだ排気ガスを浄化するフィルターに、プラチナを含む希少金属が触媒として使用されている為だそうです。
触媒としての効果は、炭化水素や一酸化炭素の有害物質を酸化させ、無害な二酸化炭素と水分に変化、併せて窒素酸化物も還元して有害物質を低減させます。
近年では地球環境問題が大きく取り上げられる中、その役割は大変重要だと思います。
数年前から比べるとプラチナのグラム単価が、約倍の値段になっている事から、これから先プラチナを宝飾品として取り扱えるメーカーや店舗が減少し、プラチナを容易に手にする事が出来なくなる時が来るかもしれないともありました。
歯科でも、その様な希少金属を含む金属を、歯の被せ物や、詰め物として取り扱う事も有りますので、お口の中に希少金属を使用されている方は是非、大切にしてもらいたいと思いました。